山陽製紙 再生紙レジャーシート「ピクニックラグ」を展開 キャンプブランド「yozora」との協業で、エコ素材の魅力発信
山陽製紙株式会社は、古紙をアップサイクルして製造する再生紙レジャーシート「ピクニックラグ」を展開している。クラフト古紙を原料とした「crep paper(クレプペーパー)」と、クラフト古紙に使用済みコピー用紙を混ぜた「PELP!(ペルプ)クラフト」の2種を展開。環境負荷軽減を図る素材として、注目を集めている。
「yozora」に採用、デザイン性でも高評価
「ピクニックラグ」は、株式会社ほぼ日が手がけるキャンプレーベル「yozora(ヨゾラ)」にもオリジナル製品として採用された。デザインはイラストレーター・西村ツチカ氏によるイメージビジュアルや、「うつわ」をモチーフにしたオリジナルパターンを使用。Mサイズ(crep paper)、Lサイズ(PELP!クラフト)の2種を製作した。
ブランドコンセプトである「街と自然を行き来するなかで心地よく使えるアイテム」に共感し、yozoraチームメンバーの一人が以前から同製品を私的に愛用していたことがOEM依頼のきっかけとなった。
オリジナル紙での別注生産にも対応、OEM展開も可能
山陽製紙ではcrep paperやPELP!クラフトのほか、自社の製造副産物を抄き込んだ紙を使ったオリジナルピクニックラグの製作も可能。OEM対応も視野に入れた柔軟な開発体制を敷いており、企業やブランドごとのニーズに合わせた別注にも対応している。
紙の温もりとサステナビリティを両立させたレジャーシートとして、「ピクニックラグ」はアウトドア領域でのさらなる展開が期待されている。