宮城工組、福島工組 地震被害、印刷機のずれ、工場停止などが発生

宮城県印刷工業組合によると、3月16日深夜に発生した福島県沖の地震の被害状況は3月18日時点で判明している限り、状況を把握できた約60社の組合員企業のうち、約40社に印刷機や加工機などのずれが生じている模様。被災の程度に差があるものの、工場稼働に支障が生じている組合員企業もあるという。

また、福島県印刷工業組合によると、沿岸部の浜通りでは被害状況が大きい。印刷機等が数十㎝動いたほか、断水が続く地域もあり、工場が停止している組合員が少なくない。建物のひび割れや空調の落下なども報告されている。福島市内の組合員企業も印刷機等のずれが生じ、メーカーのサポート待ちの状況。

両工組では現在、被害の全容を調査中。両組合員企業からは幸いにも人的被害は報告されていない。現在、印刷関連機器メーカーでは順次、ユーザーの復旧活動を進めている。

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