コニカミノルタジャパン 森林保護の第一歩をオフィスから 苗木を育て植樹する「戻り苗」に参画し社員参加型の環境保全活動を開始

コニカミノルタジャパン株式会社は、気候変動への対応と森林再生を目的に、株式会社ソマノベースが運営する「戻り苗」プロジェクトへの参画を発表した。全国支社に計217鉢を導入し、社員が苗木を育てたのち植樹するこの活動を通じて、環境保全への意識向上と実践を図る。

社員の声から生まれた「戻り苗」への参加

コニカミノルタジャパンは、「気候変動への対応」を重要課題に掲げ、エコカーの導入や車両運行管理システムによるエコドライブの促進など、脱炭素社会の実現に向けた取り組みを続けてきた。

こうした取り組みの中、社内アンケートで最も関心の高かった「森林保護・植林関連活動」に応えるかたちで、ソマノベースが推進する「戻り苗」プロジェクトへの参画を決定した。

オフィスで育てた苗木を森へ還す 地域再生と社員参加の融合

「戻り苗」は、どんぐりの苗木をオフィスなどで観葉植物として育て、約2年後に山へ植樹する取り組み。社員が日常業務の中で苗木の成長を見守ることで、環境保全を自らの行動として実感できる仕組みになっている。

この活動は、地域の森林を再生し、生態系の保持や土砂災害の発生を抑える効果が期待されており、単なるCSR活動にとどまらず、社員一人ひとりの意識改革を促すものとなっている。

ソマノベースとは

「戻り苗」を運営するソマノベースは、「人と人」「人と自然」「事業と自然」の関係性を森づくりによって再構築することを目指し、土砂災害による被害ゼロを目標に活動を展開。森林産業の再興や持続可能な自然環境の形成に力を注いでいる。

戻り苗プロジェクト:https://modrinae.myshopify.com/

 

 

関連記事

最新記事