ホリゾン 2020ホリゾン新春フェア~1月9日・10日、東京支社ショールーム

ホリゾン・ジャパンは1月9日、10日の両日、東京都江戸川区の東京支社ショールームで、「2020ホリゾン新春フェア」を開催する。会場では、昨年秋に京都で開かれたTHINK SMART FACTORY 2019 IN KYOTO(TSF2019)で初公開した次世代型の三方断裁機HT-300が見どころの一つになる。

TSF2019でホリゾンが打ち出した次世代型商品群のiCEシリーズは、ワークフローシステム「iCE LiNK」との連携により、先進的な作業環境を提供する。「i」は「Intelligence/英知、Integrate/統合、Interactive/対話」の「i」、「Connection/接続」の「C」、「Efficiency/効率」の「E」を組み合わせた。

「iCE TRIMMER HT-300」は、冊子厚さの自動測定など、新たな機能を追加したことで、最高処理速度300サイクル/時を実現。製本機とインライン接続することで印刷から製本までを自動化する。

実演はHT-300と製本機BQ-480をインライン接続した無線綴じ製本システムで紹介する。

自動無線綴機4クランプタイプ「BQ-480」は、1冊ずつ厚みの異なるバリアブル製本を最高で時間800冊処理する。独自のソフト制御により、厚みに応じて糊の塗布量やニッパー高さを自動で調整する機能を備え、より簡単に安定した高品質の製本ができる。

このほか、注目製品としては、ペラ丁合鞍替え中綴じ製本システム「StitchLiner MarkⅢ」やエアーロータ丁合機「VAL-L600H」、菊判全判・クロス紙折機「AF-764AKL」、パイル式プレススタッカー「PSX-56」、ロータリーダイカットシステム「RD-4055」、スタッカーの「ST-4055」などを展示する。

「StitchLiner MarkⅢ」はホリゾン独特のソフト制御により、厚みの異なる冊子に応じて各部を自動で調整。作業を中断することなく安定した高品質な製本を可能にした。用紙搬送、筋入れ折り、針金長さの調整、冊子折り、断裁前の位置調整など、全ての加工で精度、品質、効率を向上している。生産性は、紙質や紙の厚さによって異なるが、A4S綴じ冊子が最高6,000冊/時、A4E綴じ冊子が最高5,300冊/時を実現する。A4横本(E綴じ)に対応し、パノラマ風景写真や絵画作品、デザインを崩せない中綴じ処理を可能にする。

【開催概要】▽日時:1月9日(木)、10日(金)9時30分~18時▽会場:ホリゾン・ジャパン東京支社ショールーム(東京都江戸川区松江5丁目10-9)

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