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凸版印刷 東京国立博物館特別展で空海の立体曼荼羅VRを初公開、トークイベントも開催

2019.4.3

Sticker_tojikukai_dainichinyorai_0314東京国立博物館と凸版印刷は、京都の 真言宗総本山 教王護国寺(東寺)が所蔵する国宝16体、 重要文化財5体の合計21体の仏像で構成される、 弘法大師空海(以下 空海)が独自に構想した立体曼荼羅を再現するVR作品『空海 祈りの形』を製作した。

同VR作品は、6月2日まで開催中の特別展「国宝 東寺-空海と仏像曼荼羅」との連動企画として制作されたもので、国立博物館敷地内の東洋館内に常設されている「TNM & TOPPAN ミュージアムシアター」で、6月20日まで上映される。

 

VR作品『空海 祈りの形』は、重要文化財「紙本著色弘法大師行状絵詞」(東寺所蔵)を用いて、空海の入唐から講堂建立までの軌跡をたどる。また、 絵詞に描かれている国宝「犍陀穀糸袈裟」をはじめ、 空海が唐から持ち帰った国宝「金銅密教法具」や「海賊蒔絵袈裟箱」などゆかりの文化財を紹介する。

VR作品『空海 祈りの形』(監修:東京国立博物館、 真言宗総本山 教王護国寺(東寺) 制作:凸版印刷株式会社)

VR作品『空海 祈りの形』(監修:東京国立博物館、 真言宗総本山 教王護国寺(東寺) 制作:凸版印刷株式会社)

VR作品は、空海が配置した仏像の位置を正確に再現しており、 現地の講堂内部にある柱をVR上で取り除き、 配置された仏像をめぐりながら、 その位置関係から空海の構想した立体曼荼羅の意味を紐解く内容。立体形状計測と高精細デジタル撮影で取得したアーカイブデータを元に、 東寺講堂の立体曼荼羅21体の仏像をVR技術で再現し、 立体曼荼羅の中央に配置された高さ7メートルの「大日如来」を実物大でスクリーンに投影するなど、 仏像21体の複雑な形状をさまざまな角度や位置からVRならではの視点で鑑賞することができる。

 

なお凸版印刷株は、 真言宗総本山 教王護国寺が所蔵する「立体曼荼羅と弘法大師空海をテーマにしたトークイベント「『阿・吽』×ミュージアムシアター おかざき真里と橋本麻里の「空海」徹底放談会!」を、 TNM & TOPPAN ミュージアムシアターで5月17日に開催する。

同イベントは、 VR作品『空海 祈りの形』より立体曼荼羅のみどころを拡大するなどその場でVR映像を操作しながら、 空海と最澄の物語を描いた『阿・吽』連載中の漫画家おかざき真里氏と、 日本美術ライターの橋本麻里氏の対談を通じて、 空海の創造力と魅力に迫るトークイベント。

 

 VR作品『空海 祈りの形』上映>

期間:3月27日(水)~6月30日(日)

上演日程(所要時間約35分、 各回定員90名):

水・木・金   12時~/ 13時~/14時~/15時~/ 16時~
土・日・祝・休日  11時~/ 12時~/ 13時~/ 14時~/ 15時~/ 16時~
*特別展期間中(3月26日(火)~6月2日(日)の金・土は17時~/18時~ 追加上演

鑑賞料金:高校生以上500円/中学生・小学生300円/未就学児、 障がい者とその介護者各1名無料
*特別展「国宝 東寺-空海と仏像曼荼羅」チケット提示で100円引き
*総合文化展当日券(一般620円/大学生410円)とセット購入で一般1000円/大学生800円
*開演時間までにチケット購入(当日券のみ)

 

<トークイベント「『阿・吽』×ミュージアムシアター おかざき真里と橋本麻里の「空海」徹底放談会!」>

日時:5月17日(金) 19時15分~20時45分

料金:3,000円(税込)※別途、 博物館の入館料が必要。 VR作品『空海 祈りの形』の全編上演はない

チケット販売:イープラスにて  詳細  http://www.toppan-vr.jp/mt/news/19032701.html
※インターネット販売のみ/予定数に達し次第、 販売終了