トヨテック　デジタル印刷を支える多彩な加工ソリューションショールームを開設　少量多品種・デジタルプリントのワンストップソリューションを実現

2025.12.16

株式会社トヨテックは千葉県野田市の本社ビルに「トヨテック・ショールーム」を開設。デジタル印刷を支える多彩な加工ソリューションを展示・実演する。少量多品種・デジタルプリントのワンストップソリューション実現をサポートするトヨテックでは、デジタル印刷の前後加工機を提案・提供。トヨテックショールムは、製本・ラベル・パッケージ・建装材など、印刷業界の中でも幅広い分野で活用する加工ソリューションを展示・実演。「カッティング」、「コーティング」、「上製本ハードカバー」、「レイフラット製本」、「無線綴じ製本」、「合本」・「筋押し・型押し」、「イチョウ・プレス」等の加工ソリューションを要望に応じて実演と体験ができる。

カッティングソリューション　B１・菊判/A０・四六判対応
自動給紙カッティングプロター「DG４-0710／Plus」

最大カットサイズ707×1, 000㎜のシール、ラベル、コートボール、15ミリ厚までの段ボール等の紙器を自動給紙、カット、排出処理を全て自動で行う。トンボスキャンカメラによってQRコードもスキャンしてカットデータファイルを自動取得し、連続で異なったカットが可能。また、A０サイズ・四六全判サイズ(900×1200㎜)まで処理ができるモデル、DG４-0912 Plusもラインナップ。

〔主な特徴〕
・B1相当サイズ・菊全判サイズ（ Max707x1000mm）オフセット印刷、オンデマンド機B2サイズ(585x750mm)までのシール、ラベル、コートボール、15ミリ厚までの段ボール等の紙器を自動給紙、カット、排出処理を全自動で行います。
・トンボスキャンカメラによりQRコードもスキャンして、異なったカットデータを自動取得・連続処理を行えます。
・ DG4-0710 Plusにはドラックナイフ2本・電動振動刃・ユニバーサルカットツール・筋押しホイールが標準装備です。
オプションのルーターを付ければ15mmまでの各種ボードへのVカット、アクリルカットも処理ができます。
・A0サイズ・四六全判サイズ(Max900x1200mm)まで処理可能な「DG4-0912 Plus」もご用意しています。

A０/B2/A2サイズ自動給紙カッティングプロッター
DG-5070Ⅱ/Plus/DG-4060plus

Ｂ２相当サイズ（530×750㎜）のDG-5070Ⅱ/Plusはシール、ラベル、コートボール等の紙器の加工を、給紙、カット、排出処理まで全自動で処理する。バキュームパッドエアー給紙方式により自動で給紙され、2.0㎜までの幅広い紙厚を確実に給紙。ペーパーは120㎜の高さまでセットできる。

CCDカメラにより、最大５箇所のトンボを自動検出し、カッティング位置の補正を行い精度の高いカットが可能。トンボスキャンカメラによって二次元コードもスキャンしカットデータファイルを自動取得することで、連続で異なったカットを行える。また、カット刃と筋押し刃をヘッドにセットし、カットと同時に筋押し加工が可能。ラベル、シールのハーフ・全カットはワンタッチで切り替えができる。

デジタルシール・ラベルプリントのカット作業オペレーターに最適

自動給紙カッティングプロッターDG-5070Plus(左）とDG４-0710Plus

４カットヘッド　ロールラベル対応カッティングプロッター　「DGR4-350」
自動給紙付卓上型カッティングプロッター　「DG350S-TT」

試作・少量多品種生産に最適なカッティングプロッター。２カットヘッドを搭載しており、半抜き＋全抜き、または筋入れが同時に行える。同機はCCDカメラによる自動トンボ認識位置合わせで誤差のないカットが強みの一つ。また、QRコードからカットデータを自動読込み、異なるデータを連続カットすることもできる。

高速サーボモーター制御で高速かつ正確なカッティングが行われ、Ａ３ノビサイズまで給紙・カッティング・排紙ができる。給紙テーブルには35㎜までのプリントをセットでき、処理可能紙厚は0.6㎜（80-400gsm）以下まで対応する。給紙後に用紙移動位置が変わることからフィルム素材にも対応している。操作機械背面にはカットデータ読込用の差し込み口を各種配置しており、USBメモリー・WIFIアンテナ・USBケーブル・LANケーブルが利用できる。

卓上・A3サイズ自動給紙カッティングプロッター「DG350S12-TT」

卓上型高速サーボモーター制御・少量多品種カッター。ヘッドの左右にカット刃と筋押し刃をセットできるので箱の筋入れとカットを同時に処理することができる。筋押し刃はプランジャー方式なので通常のへら型刃に比較して深い筋が入る。

CCDカメラと半抜き、筋入れ刃の一体ユニットは、高速サーボモーターで往復移動し、トンボの位置検出・QRコードの読込を瞬時に行い、カットと筋押し動作を行う。

330×488mm(A3ノビ)サイズまでカット可能で、オンデマンドプリンターでの試作・少量多品種のシール・ラベルハーフカット作業を効率よく行える。高速サーボモーターは1.6ｍ／秒でカッティング。一定なカット深さで全てのシールがきれいに剥がれる。

デュアルブレードは筋押し刃の代わりにカット刃を取り付けて、ハーフカットとフルカット処理を同時に行う。シングル刃モデルに比べて圧倒的に使用用途の範囲が広がり、既設のオンデマンドプリンターをフルに活用することが可能。

大容量自動給紙ラベルカッター「DG350S12-BF」
箱の筋入れとカットを同時に処理

試作・少量多品種、中量多品種ラベル・パッケージのカッティングに最適なカッティングプロッター。２カットヘッドを搭載で半抜き+筋入れが同時に可能。CCDカメラでの自動トンボ認識位置合わせで誤差のないカットを実現する。QRコードからカットデータを自動読込み、異なるデータを連続カットする。

高速サーボモーター制御で高速かつ正確なカッティング。一体構造型でA３ノビサイズまで給紙・カッティング・排紙を可能。また給紙テーブルに1,000枚（ 80gラベル紙）までのプリントをセット、キャビネットには大量なプリント用紙をストックが可能。主な仕様は、330x488mm(A3ノビ)サイズまでカット可能で、オンデマンドプリンターでの試作・少量多品種のシール・ラベルのハーフカット作業を効率よく行える。

高速サーボモーターは1 .6 ｍ／秒のカッティングを行い、一定なカット深さで全てのシールがきれいに剥がれる。高速移動をするCCDカメラ・２カット刃ユニット、ＣＣＤカメラと半抜き、筋入れ刃が一体ユニットになって高速サーボモーターで往復移動し、トンボの位置検出・ＱＲコードの読込みを瞬時に行い、カットと筋押し動作を行う。最大シートサイズ／最大カットエリアは370 x520mm／350x500mm、給紙テーブル積載量は1,000枚（ 80g シール紙）対応用紙厚み（斤量）は 0.3ｍｍ以下（ 80-300gsm 以下）材質によりカット位置原点、QRコード検出CCDカメラ検出、カット精度/繰り返し精度± 0.01mm／0.082mm、最大移動速度／最大カット速度1 600mm／Ｓ／1600mm ／Ｓデータ読込インターフェースＵＳＢメモリー差込・WIFIアンテナ・USBケーブル差込・LAN ケーブル差込、電源・使用電力AC100又は200V50／60Hz100W

４ヘッド・ロールカッティングプロッター「DGR4-350」

350mm幅、巻径400Φまでのロール紙ラベルをセンサー検出で送り、カット、巻取りを自動制御。カットは切り抜き、半抜き、ミシン目カット、自動トンボ読み取り、バーコードによる異なるデータの連続カットが実現できる。様々なラベル加工の試作、少量多品種生産、POD出力のカッティング作業に最適。

・最大ロール紙幅380mm、最大ラベル幅350ｍｍのクラフト紙・コート紙・マットゴールド・透明・PVC・PETステッカーを最大4カットヘッドで高速にカット。
・コールドラミネート加工を標準装備。
・仕上げは、ラミ加工後のカットとカス上げでロール巻取り・オプションのシートカットユニットを使用することで、シートカット仕上げ・スリッターによる巻き上げ仕上げが可能。またワンパスでの最長900mmをカット、全モーターサーボドライブコントロールと機能満載。

プレコート・オーバーコートが可能なマルチロールコーター
ロールメディア対応水性・UVニスコーター「TRC-350 UV/IR」

デジタルシール・ラベルプリントのカット作業オペレーターに最適。オプションのコロナ処理ユニットを使用すれば、樹脂フィルム(PP、OP、PVC、PETなど)へのプライマーやオーバーコート処理も可能になる。

2.5D(カラー＋凹凸) スキャナー/SURF

表面の色や文字情報に加えて凹凸データまで取得できる2.5D(3D)スキャナーです。1スキャン最大A3ノビサイズ。データ自動繋ぎ可能。建材・絵画の複製分野で広く導入されているMETIS社の3D(2.5D)スキャナー。今までの機種同様、色＋シボー・凹凸データ・グロス情報の取得が可能。取得データを繋げる機能が追加され、長手の物でも問題なくスキャン出来る。小型で持ち運びが出来る上簡単に組立ができるので、美術館などへの持ち込みも可能。