エプソン 初の人協働ロボット「AX6-A901S」と小型コントローラー「RC-A101」受注開始 製造現場や研究施設、医薬品や食品現場の自動化を支援
セイコーエプソン株式会社は、10月29日から同社初の人協働ロボット「AX6-A901S」と小型コントローラー「RC-A101」を、エプソンジャパン株式会社を通じて受注開始した。同製品は、2025年6月3日に開発が発表されたもので、人手不足や熟練作業者の減少が課題となっている製造現場や研究施設、医薬品・医療機器、食品分野などの自動化を支援する。
Pythonやブロックプログラミング対応で導入負荷を低減
AX6-A901Sは、産業用ロボットで培った小型・軽量・高精度技術を生かした人協働ロボット。適切なリスクアセスメントおよび安全対策のもと、人と作業空間を共有するシステム構築に対応する。
開発環境には、汎用性の高いプログラミング言語である「Python」を採用した。既存の開発資産やエンジニアの知見を活用した効率的なシステム構築が可能となっている。加えて、画面上のブロックを組み合わせて直感的にプログラムを作成できる「ブロックプログラミング」にも対応する。ロボット専用言語の習得が不要なため、導入時の教育負荷を低減し、ロボットの専門知識を持たない環境でも運用の効率化を促進する。
清掃性の高い滑らかな外観設計と移動体への搭載対応
AX6-A901Sは、清掃のしやすさを考慮し、滑らかで凹凸の少ない外観設計を採用した。研究施設や医薬品・医療品製造現場、食品製造現場など、厳格な衛生管理と清掃性が求められる環境での品質安定化と生産性向上に貢献する。
同時に受注を開始する小型コントローラー「RC-A101」は、無人搬送車(AGV)や自律走行搬送ロボット(AMR)への搭載に対応する。これにより、搬送と作業を組み合わせた自動化システムの構築が可能となる。
エプソンは、自社開発ロボットを自社工場で活用してきた経験に基づき、総合開発環境の提供や導入支援を通じて、安全で効率的な製造環境の実現を支援する。
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