山田写真製版所 楢橋朝子写真集『1961 They Were Standing There 楢橋國武遺品のネガより』を刊行 父の遺品ネガ300枚超を収録
株式会社山田写真製版所が手がける出版レーベル「YAMADA Book Publishing」より、写真家・楢橋朝子氏の写真集『1961 They Were Standing There 楢橋國武遺品のネガより』を刊行する。同写真集は、楢橋朝子氏の父である楢橋國武氏が残した1961年の旅路のネガを、新たにプリントし構成した作品集である。
1961年の旅路を記録した300枚超のプリントを収録
収録される写真は、楢橋國武氏の一行が1961年11月から約50日間の旅程で、横浜港からナホトカ、モスクワ、ベルリン、北京、上海などを巡った際に撮影されたものである。遺品となった80本のモノクロフィルムは、経年により表面のざらつきやシワ、歪みなどの変質が生じていたが、楢橋氏は残されたベタ(コンタクトシート)に従い、2024年に35ミリとハーフサイズ合わせて300枚を超えるプリントを仕上げた。同写真集にはこれらのプリントに加え、國武氏が残したアルバムの複写も対置して構成している。
オリジナルアルバムのデザインを再現した3種類の表紙
同写真集の表紙は、國武氏が残したオリジナルのアルバムから着想を得た3種類「緑」「赤」「青」のバリエーションを展開する。このうち「赤」と「青」の2種類については、YAMADA Book Publishingの公式オンラインストアおよび一部の書店に限定して販売する。
山田写真製版所は、これまでに培ってきた印刷技術と想像力を活用し、今後も良質なアートブックの刊行を継続する。
この記事をシェアする



