東日印刷 新聞文具や雑貨の専門ブランドサイト「トーニチデザイン新聞印刷所」を開設 デザイン新聞「つつむ」など「使って楽しむもの」として新たな価値を提案

東日印刷株式会社は、デザイン新聞「つつむ」をはじめとする新聞文具・雑貨の専門ブランドサイト「トーニチデザイン新聞印刷所」を、10月21日「トーニチの日」の午前10時に開設した。同サイトは、新聞の世帯普及率が減少するなかで、長年新聞印刷に携わってきた同社が「読むもの」としての新聞だけでなく「使って楽しむもの」としての紙の可能性を広げるために立ち上げた新ブランドとなっている。

新聞印刷の技術と未使用紙を活用したアップサイクル

東日印刷は1952年の創業以来、巨大な輪転機による新聞の大量印刷を支えてきた。現在はグループ全体で23セットの輪転機を保有し、日刊紙や専門紙など年間約90媒体を手掛けている。一方で、日本新聞協会の調査では日刊紙の総発行部数が1997年の約5,377万部から2025年には約2,487万部まで減少しており、新聞を取り巻く環境は厳しさを増している。

このような状況下で、同社は新聞印刷の工程で発生する未使用のロール紙に着目した。巨大なロール紙の中心部など、通常の印刷では使い切れない貴重な資源を有効活用するため、デザインを施して「使うための新聞」へと再生させ。70年以上にわたり培ってきた印刷技術と素材感を生かし、環境に配慮したアップサイクル商品として新たな価値を付与する。

ライフスタイルに合わせたデザイン新聞「つつむ」の展開

同ブランドの主力製品であるデザイン新聞「つつむ」は、包装紙としての利用に加え、ブックカバー、写真撮影の背景、花を包む紙、ワークショップの材料など、多岐にわたる用途で活用されている。活版印刷特有の風合いや新聞紙の素材感を生かしたデザインは、新聞になじみの薄い層からも支持を得ている。

また、同サイトでは「とにかく大きい新聞ぬりえ」など、新聞のサイズ感を生かした独自の文具・雑貨も販売する。一般消費者向けの商品展開だけでなく、法人向けのオリジナル包装紙の製作や、ノベルティ、イベント、ワークショップへの活用提案も行う。ブランドロゴには「1021(トーニチ)」の数字を冠し、活版印刷のかすれや新聞紙面の外枠、針穴など、新聞印刷所の歴史と意匠を反映させている。

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