奥村印刷 2026 Asian Print Awardsで『外箱型紙食器「beakx(ビークス)」』が最高賞「Best in Digital」を受賞 国内外のアワードで3冠を達成

奥村印刷株式会社は、同社が開発・制作・印刷を手掛けた『外箱型紙食器「beakx(ビークス)」』が、10月15日に中国・上海で開催された国際印刷コンテスト「2026 Asian Print Awards」でデジタル印刷・加飾部門の最高賞である「Best in Digital」を受賞したことを発表した。

アジア最高峰のアワードで技術力が世界的に評価

Asian Print Awardsは、アジア諸国の印刷産業での技術水準の向上と競争力強化を目的として設立された国際コンテスト。業界の専門家で構成される審査員団が、印刷精度・色の管理・仕上げの美しさ・革新性を厳密に採点し、優秀な作品を表彰する。

『外箱型紙食器「beakx(ビークス)」』は、パッケージ外箱がそのまま紙食器に変形する環境配慮型プロダクト。今回の受賞は、「JAPAN PACK AWARDS 2025[包装資材関連カテゴリー 最優秀賞]」、「IPA2026APJ[サステナビリティ部門1位入賞]」に続く3つ目のタイトル獲得となり、奥村印刷の技術力とデザイン・構造設計が国際的に高く評価された成果となっている。

奥村印刷は、今回の「2026 Asian Print Awards」での受賞を契機に、国内市場のみならずグローバル市場を見据えた高品質な印刷製品・パッケージの提案を一層加速する。今後も最先端技術の導入と職人技の融合を図り、ユーザーのブランド価値向上に貢献するクリエイティブなものづくりを展開するとしている。

受賞作品「beakx」の技術的特長

1.高精細な再現技術
最新のデジタル印刷技術の活用により、グラデーションや細部の輪郭まで極めて高精細に表現。

2.意匠性を高める特殊加工
視覚的な美しさに加え、触感に訴えかける特殊表面処理(デジタル加飾)を施し、機能性とデザインの付加価値を向上。

3.環境配慮型ものづくり(トランスフォーム構造)
外箱パッケージがそのまま頑丈な紙食器に変形。環境負荷の少ない資材とプロセスを採用し、国際的なサステナビリティ要求に対応。

外箱型紙食器「beakx(ビークス)」

技術の根幹:折り紙食器「beak(ビーク)」からの継承

「beakx」の革新的な構造とイノベーションの基礎には、同社が開発した折り紙食器「beak」で培われた独自の紙加工・構造設計技術がある。

◆ 特許取得の「係止構造(ロック機構)」
従来の印刷工程での後加工(カット・クリーシング)技術を非印刷物の構造設計に応用。A4サイズのシート1枚から、糊やハサミなどの道具を一切使わずに紙の反発力(弾性)を利用して物理的にパーツを固定する独自技術となっている。

◆ 社会課題解決への貢献と実績
災害時の食器不足と衛生問題解決(節水)の観点から開発され、自治体や大手企業での備蓄品として多数採用。日本印刷学会「2025年度 技術奨励賞」や「発明大賞 考案功労賞」をはじめ、国内外の数々のアワードを受賞している。

受賞概要

賞名:2026 Asian Print Awards
受賞格付:Best in Digital(デジタル部門 最高賞)
受賞作品:外箱型紙食器「beakx(ビークス)」
授賞式日時/場所:2026年10月15日(木)/中国・上海(浦東ケリーホテル会場内)


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