印刷女子 「ラベルフォーラムジャパン 2026」で「印刷女子交流ツアー」を実施 日本HPやエプソンなどの最新技術を学び女性のネットワーク構築図る
Girls Who Print Japan(GWPJ/印刷女子)は10月16日、東京で開催された「ラベルフォーラムジャパン 2026」で、業界内の女性同士の交流と最新技術の学習を目的とした「印刷女子 交流ツアー」を実施した。同ツアーは、参加者同士で感想やアイデアを共有しながら会場を回り、印刷・ラベル業界で働く女性同士のつながりを創出するとともに、最新の製品や技術に触れる機会を提供した。
デジタル印刷の可能性
同ツアーでは、株式会社日本HPやエプソンジャパン株式会社をはじめとする企業のブースを訪問した。日本HPのブースでは、デジタル印刷機「HP Indigo」による多品種小ロット・短納期対応の可能性を確認した。商品サイクルの短縮化が進むなか、ラベルや軟包装、カードなどの多彩な印刷サンプルを手に取り、デザイン変更への柔軟な対応力を学んだ。
エプソンジャパンのブースでは、デジタルラベル印刷機「SurePress L-4733AW」を導入している株式会社丸紀印刷の金光雅志社長による特別講演を聴講した。「SurePress で拓く『守りと攻め』のハイブリッド経営」をテーマに行われた講演では、アナログ印刷とデジタル印刷の使い分けや、デジタル印刷を現場でどう生かしているかという実例を共有した。金光氏は版が不要なデジタル印刷の強みとして、絵柄違いの多品種案件や可変印刷など、従来は受注を断っていた仕事も対応可能となったと説明。さらに、測色器や色管理機能を用いて熟練技術を数値化することで、若手育成と技術継承の再現性を高める取り組みも紹介した。
世界の印刷トレンドと女性の活躍推進
メッセ・デュッセルドルフ・ジャパンのブースでは、ドイツから来日したdrupaディレクターのSabine Geldermann氏が一行を迎え、2028年開催のdrupaに向けた構想を語った。Geldermann氏は、世界の印刷市場の活況を伝えると同時に、男性が多い印刷業界において女性の専門性や活躍を可視化することの重要性を強調した。
同ツアーはその他、ブラザー工業株式会社、大阪シーリング印刷株式会社、コニカミノルタジャパン株式会社、兼松株式会社などのブースを巡り、各社の担当者から直接説明を受けることで、ラベル業界の新しい可能性に触れる機会となった。
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