モリサワ 2026年度新書体として写研フォント「石井丸ゴシック」や「本蘭明朝」、欅シリーズ新ラインナップなど35ファミリーをリリース
株式会社モリサワは、フォントサブスクリプションサービス「Morisawa Fonts」で提供する2026年度新書体として、「石井丸ゴシック」や「本蘭明朝」など写研フォントのほか、欅(けやき)シリーズの新ラインナップ「欅丸ゴシック Oldstyle」など和文ゴシック体やデザイン書体、多言語書体を含む合計35ファミリーをリリースした。
写研との共同開発による改刻フォントが登場
2026年度新書体では、株式会社写研とのOpenTypeフォント開発プロジェクトから誕生した写研フォント21ファミリーがラインナップに加わる。オリジナル書体の優美さを維持しながら、現代の環境や用途に合わせてリデザインした「改刻フォント」として、写研の創業者・石井茂吉氏のデザインをベースにしたオールドスタイルの丸ゴシック体「石井丸ゴシック」と、伝統的な筆のニュアンスを持つモダンスタイルの明朝体「本蘭明朝」の2ファミリーを追加する。
写研から提供を受けたアウトラインデータを基に仕様を整理した「写研クラシックス」には、伝統的な骨格ににじみやかすれを組み合わせた「淡古印(たんこいん)」や、初公開となる切り絵風のデザイン書体「ソラーレ」など17ファミリーが含まれる。さらに、「ゴナ」「ナール」の2ファミリーには新たなウエイトを追加し、より幅広い用途への対応を可能にする。
欅シリーズ新ラインナップや多彩なデザイン書体を追加
モリサワフォントの拡充として、和文ゴシック体・丸ゴシック体やデザイン書体、多言語書体など12ファミリーを追加する。欅シリーズには、オールドな雰囲気を持つ丸ゴシック体「欅丸ゴシック Oldstyle」が登場し、同シリーズの他書体と合わせて使用することで統一感のあるデザイン表現を実現する。
このほか、長体気味のプロポーションが特徴の丸ゴシック体「ゆらら丸ゴ」、中国晋代の碑文と日本の近代活字を組み合わせたオールドスタイルのゴシック体「くらもち銘石」「くろふね銘石」、極端なフレアを描くストロークが特徴の「タカピーク」、力強いデザイン筆書体「すすぐろ」「飛泉(ひせん)」をリリースする。多言語展開では、幾何学的な欧文書体「Othoro Pro(オソロプロ)」をはじめ、ハングルや簡体字・繁体字など4ファミリーを追加する。
タイプバンクフォントから教育向け欧文書体もラインナップ
タイプバンクフォントからは、UDデジタル教科書体の欧文書体「UD DigiKyo Latin Condensed」「UD DigiKyo Italic Condensed」の2ファミリーを追加する。中高生など中級者向けの英語教材に適したデザインとなっている。
各書体の詳細(モリサワ公式note):https://note.morisawa.co.jp/n/n8ecd35301b8f
この記事をシェアする


