富士フイルムBI 「グッドデザイン賞」 受賞 オフィス向け複合機やプロダクションプリンターなど5製品、富士フイルムグループ全体では35作品

富士フイルムビジネスイノベーション株式会社(富士フイルムBI)は、公益財団法人日本デザイン振興会が主催する2026年度グッドデザイン賞で、オフィス向け複合機の新製品や、ハイエンドプロ市場向けをはじめとするプロダクションプリンター、製造業向けクラウドサービスの計5製品が「グッドデザイン賞」を受賞した。

グッドデザイン賞は、日本で唯一の総合的なデザイン評価・ 推奨制度。1957年に通商産業省(現経済産業省)によって創設された「グッドデザイン商品選定制度(通称Gマーク制度)」を母体とし、1988年より財団法人日本産業デザイン振興会(現公益財団法人日本デザイン振興会)の主催事業として運営されている。

2026 年度「グッドデザイン賞」ロゴ

富士フイルムBI 2026 年度「グッドデザイン賞」受賞製品

オフィス空間に自然に調和する端正で落ち着いた佇まい
スキャナーから操作画面へとつながる一体的なデザイン

「Apeos C7072シリーズ」は、企業内の紙文書や電子ファイル、FAXなどの情報をクラウドやAIにつなぎ、企業の「知」の活用を支える新世代のA3カラー複合機。多様なワークプレイスで日常的に利用される情報活用プラットフォームを目指し、使いやすさや空間との調和に加え、省エネルギー化や再生材の活用、リユース・リサイクルまで考慮した設計を取り入れた。
デザイン面では、働く人を支える存在として、オフィス空間に自然に調和する、端正で落ち着いた佇まいを目指した。また、複合機を人とクラウドサービスをつなぐ接点と位置付け、スキャナーから操作画面へとつながる一体的なデザインによって、その役割を体現している。外装カバー全面には再生プラスチックを採用し、再生材特有の色むらや成形上の制約を、素材や質感、色彩設計の工夫によって新たな魅力へと昇華し、環境性能と高品位な質感を両立している。さらに、外装と内部の機能部品を分離しやすい構造とすることで、製品ライフサイクル全体を見据えたリユース・リサイクルしやすい製品構造を実現している。

▶Apeos C7072 / C6572 / C5572 / C4572 / C3572 / C2572 : 特長 | 富士フイルムビジネスイノベーション

水平基調のシンプルで洗練されたフォルム
統一感のあるメタリック調ダークグレーの作業台と、集中しやすい操作環境

「Revoria PressTM PC2120」は、ハイエンドプロ市場向けプロダクションプリンターのフラッグシップモデル。水平基調のシンプルで洗練されたフォルムとモノトーンの配色で、印刷現場に調和するデザインを採用している。メタリック調のダークグレーをベースとした作業台と、視認性に配慮したユーザーインターフェイスを備えたプリントサーバーとの統一感のある構成により、オペレーターが作業に集中しやすい操作環境を実現している。
独自のAI技術により用紙設定や画質設定、画像補正を最適化し提案する機能を搭載し、専門的な知識がなくても効率的に高品質な印刷を可能にする。また、CMYKの4色トナーに2色の特殊トナーを組み合わせた1パス6色印刷に対応し、特殊トナーのラインアップ※1には新たにグリーンを追加。特殊トナーのグリーンは、既存のピンクと組み合わせることで色域がさらに拡大し、モニター上で見る鮮やかなRGBデータの色彩に近い出力を実現する。

※1 特殊トナーのラインアップ:グリーン、ピンク、ゴールド、シルバー、クリア、ホワイト、カスタムレッド、テクスチャード紙、圧着

▶Revoria Press PC2120 | 富士フイルムビジネスイノベーション

Revoria Press™ EC2100S / EC2100
Revoria Press™ SC285S / SC285

「Revoria PressTM EC2100S / EC2100」および「Revoria PressTM SC285S / SC285」は、CMYKの4色トナーに特殊トナー※2を加えた1パス5色印刷に対応したプロダクションプリンター。独自の縦型現像技術※3とLEDプリントヘッドの採用により、設置面積を抑えたコンパクトなマシンサイズを実現した。コンパクトな筐体でありながら、多彩な表現力と高い生産性を凝縮し、操作性と機能性を最大限に生かしたデザインが特長となっている。
2,400dpiの高解像度出力に加え、薄紙から厚紙、長尺用紙まで幅広い質感の用紙に対応するほか、印刷中の色濃度変動や表裏ズレの検知※4と自動補正も行い、生産性と品質の向上に貢献する。
また、オフィスや印刷現場に調和する統一感のある外観デザインと、経験や技能への依存を低減する支援機能を組み合わせることで、経験や技能にかかわらず、安定して高品質な印刷を行える環境を提供する。

※2  特殊トナーのラインアップ:ゴールド/シルバー/ホワイト/クリア/ピンク/カスタムレッド/テクスチャード紙
※3 当社の特許技術。搬送槽を縦に配置し、現像材を循環させて搬送する空冷タイプの現像器を採用することで、一色当たりの現像器サイズを縮小させ、1パス5色印刷を実現
※4 スマートモニタリングゲートが必要

▶Revoria Press EC2100S / EC2100 | 富士フイルムビジネスイノベーション
▶Revoria Press SC285S / SC285 | 富士フイルムビジネスイノベーション

3D図面/2D表示/検査表(測定指示書)の自動作成/オンラインでのコメント付加が可能
設計値と測定値のズレを矢印と色で直感的に可視化

3DWorksは、自動車や家電、産業機械など幅広い分野の製造業で、開発・⽣産の両現場に分散する設計・製造データを3Dモデル上で統合・一元管理するクラウドサービス。開発や生産など複数の工程にまたがる関係者が、社外のパートナー企業を含めて情報を共有できる環境を提供し、効率的な情報共有と迅速な合意形成を促進する。また、従来の紙図面や属人的な作業に伴う課題を解消し、開発期間の短縮とコスト削減に加え、製造業の開発・生産プロセスの革新にも貢献する。
デザイン面では、「人と人が同じ事実を共有し、理解し、対話できる環境」の実現を目指した。3Dモデル上に設計情報や測定結果を統合し、開発・生産など異なる立場の利用者が認識を統一しながら議論できるユーザーインターフェイスを構築している。また、自社の開発・生産現場での実践を通じて磨き上げた画面設計により、複雑な情報を整理できる視認性と操作性を両立。単なる業務システムではなく、部門や企業の垣根を越えた円滑な対話と合意形成を支えるデザインを追求している。

▶3DWorks | 富士フイルムビジネスイノベーション

富士フイルムグループ全体からは35製品が「グッドデザイン賞」受賞

富士フイルムグループ全体では今回、富士フイルム株式会社・富士フイルムBIの幅広い事業分野の35製品が「グッドデザイン賞」を受賞した。受賞製品は、ミラーレスデジタルカメラ、インスタントカメラinstax™“チェキ”シリーズ、医療機器、プロダクションカラープリンターなど。中でも、富士フイルムの受賞数は、全受賞企業中、最も多い30製品で、8年連続の最多受賞となる。

同社は、あらゆる製品・サービスの開発で、優れた機能や高い性能を追求するとともに、その機能・性能を最大限に生かすデザイン開発に取り組んでいる。本年、海外では「iFデザイン賞」で23製品、「レッドドット・デザイン賞」で同社過去最多となる計34件が受賞。「IDEA」では2製品が上位賞である「ブロンズ賞」を受賞した。また、今回の「グッドデザイン賞」の受賞は1983年より44年連続となるなど、同社の製品デザインは国内外で高い評価を得ている。

【富士フイルムグループ 2026年度「グッドデザイン賞」受賞製品(一部)】

ミラーレスデジタルカメラ「FUJIFILM X-T30 III」
スマホプリンター“チェキ™”「instax Link WIDE 2™」
気管支内視鏡「EB-840S」

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