Visual Bank AI学習用データ「Qlean Dataset」で「日本の災害画像データセット」を提供開始 防災・減災領域のAI開発を支援

Visual Bank株式会社は、傘下の株式会社アマナイメージズを通じて展開するAI学習用データソリューション「Qlean Dataset(キュリンデータセット)」において、新ラインナップ「日本の災害画像データセット」の提供を開始した。同データセットは、画像認識精度の向上や、複雑な被災状況を言語理解するマルチモーダルモデル(LMM)の学習に最適化されている。

国内の大規模自然災害シーンを網羅した高品質データ

提供されるデータセットは、日本国内で発生した地震、津波、洪水、土砂災害などの被害状況を対象としている。インフラの損壊や住宅の浸水・倒壊、火災現場など多岐にわたる被災シーンを記録した画像と、それに対応する詳細なメタ情報で構成されている。

空撮による広域な俯瞰画像から地上での近接撮影までを網羅し、発災直後の混乱期から復旧・復興作業に従事する重機や人員の様子までを含んでいる。多様な撮影角度と被写体属性を備えた品質により、非定型な環境下での物体検出や、高度な文脈理解を伴うコンピュータビジョン(CV)の研究開発を可能にする。

防災・減災ソリューションの実装を想定

同データは、AI開発用オリジナルデータラインナップ「AIデータレシピ」の一つとして提供される。インフラ点検の自動化や自治体の防災支援システム、救助活動をサポートするロボットやドローンの障害物回避アルゴリズムの実装など、実用的なAI開発フェーズでの活用を想定している。

損害保険や建設業界においては、空撮画像から住宅の倒壊や道路の亀裂を自動検知する診断アルゴリズムの学習データとしての活用も見込まれている。Visual Bankおよびアマナイメージズは、国内の重要事象を捉えた画像資産の提供を通じ、安心・安全な社会構築に向けたAI研究・開発を支援する。

  • データ種別:画像(jpeg / png)、メタ情報あり
  • 被写体属性:被災した建造物、道路、橋梁、火災現場、浸水地域、救助・復旧活動中の重機・人員等
  • 撮影環境:日本国内の自然災害現場(空撮および地上撮影)
  • データサンプルページ:https://qleandataset.visual-bank.co.jp/lineup/sp-022
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