渡辺通商 省人化・省力化を実現するトレーディングカード丁合機「TRC-150/20」など、カード類の丁合作業の自動化・効率化を実現
渡辺通商株式会社は、創業以来一貫して、顧客の要望に的確に応える製品づくりを目指し、技術の研鑽と品質の向上に取り組んでいる。機械設計・電気設計・部品加工・組立・動作プログラムに至るまでの全工程を自社内で一元的に管理し、高い精度と安定した品質を維持しつつ、柔軟かつ迅速な対応を行い、信頼される製品の提供を続けている。その中でも、グッズ製造に役立つシステムの一つとして丁合機を提供。大量に棒積みできるハイパイルスタッカータイプのものから、紙の短冊カレンダー製本機と連動するタイプまで多様なサイズをラインアップしている。
トレーディングカード専用横型丁合機「TRC-150/20」
「TRC-150/20」は、同社がBC丁合機の開発で培った長年の実績と技術を採用したサッカー給紙式のカード専用丁合機で、トレーディングカード丁合機として最適なシステム。
様々な機能や各種センサを搭載しており、簡易操作で稼働。今後も市場拡大が見込まれているトレーディングカードの製造等の現場においても、省人化・省力化が可能になる。
操作パネルはタッチパネル式で、シンプルな操作性を実現。長さ50㎜から150㎜までの多品種な丁合が行える。用紙の厚さは0.3㎜から1.0㎜の幅広い用紙に対応。20段単体時には、最大で毎時5,000丁合/10万枚の高速丁合を実現する。
なお、カード丁合機「TRC-150/20」を3台並べることで、60段の作業を実現する(TRC-150/60)。最大3機つなげることで、60段まで連結できるようになる。
また追積みフィーダも搭載。用紙積量500㎜で、ゆとりある用紙補充時間を可能としている。さらに用紙補充センサにより、運転中、センサが反応した場合、お知らせブザーがなり運転中でも、機械を停止することなく用紙補充できる。
横型丁合機「SCS-320-16」
「SCS-320-16」は、16段の横型丁合機。一つ一つがバラバラのサイズを丁合できる。対応可能な用紙サイズは最大が幅320×長さ450㎜、最小で幅100×長さ105㎜。400㎜まで積紙できる。なお上昇スイッチで積紙台が上昇するなど自動化が図られている。(12段仕様もある)
用紙厚は0.1~0.8m裡まで対応。用紙の厚さは基準で自動登録され、増落丁がないことを確認して、登録が完了したあと、丁合作業が開始される。
縦型丁合機「B215NET」
「B215NET」は、15段仕様の縦型丁合機紙。短冊カレンダー製本機Tanzac520/620との連動も可能で、BC独自のエアーサクション給紙方式で幅広い紙質に対応している。
B2、A1、B1シリーズは、積紙部に用紙の積み替え時間を大幅に短縮できる予備積紙台を標準で装備。排紙方法は、小スペース設計のジョガータイプとオペレーターに優しいデリバリコンベア付きスタンドジョガータイプを設定。(B3、A2、B2シリーズ)
大量に棒積できるハイパイルスタッカータイプもラインアップしている。(A2、B2、A1、B1シリーズ)
オプションとしてカメラ検査装置、パーコードスキャナーも装備できる。
*画像はA215NET
- 企業情報
- 渡辺通商株式会社
茨城県那珂市豊喰新地141
https://watanabe-tsusho.co.jp/


