ヤマト運輸 「ネコポス」取り扱いサイズを拡大 11月10日から「置き配」にも対応し利便性向上へ
ヤマト運輸株式会社は、2025年11月10日から小型荷物配送サービス「ネコポス」の取り扱いサイズを拡大し、郵便受けに入らない場合の新たな受け取り方法として「置き配」に対応する。これにより、より多様な荷物を一度に送ることが可能となり、利用者の利便性と配送効率の向上が期待される。
取り扱いサイズを拡大、厚さ3cmまで対応
今回の変更では、「ネコポス」の取り扱いサイズが厚さ3cmまで拡大され、三辺合計60cm以内、長辺34cm以内までの荷物を発送できるようになる。これにより配送コスト削減や梱包作業の効率化にもつながる。
【新サイズ(2025年11月10日~)】
- 厚さ:3cmまで
- 三辺:60cm以内
- 長辺:34cm以内
- 下限:縦23.0cm×横11.5cm
【現行サイズ】
- 厚さ:2.5cmまで
- 縦:上限31.2cm以内、下限23.0cm以上
- 横:上限22.8cm以内、下限11.5cm以上
郵便受けに入らない場合は「置き配」に対応
新たに、郵便受けにお届けできない場合の受け取り方法として「置き配」にも対応する。
利用者が「お届け予定通知」から受け取り場所を事前に指定することで、郵便受けに入らない場合でも玄関先などへの「置き配」が可能となる。一度でスムーズに受け取れる体制を整えることで、再配達削減にも貢献する。
なお、郵便受けに投函できる場合は、従来どおり郵便受けに届けられる。
新サービス内容は、2025年11月10日(月)発送分から順次適用される。オンライン販売や小型商品の発送が多い事業者にとって、コストと利便性の両面で注目の改定となる。