理想科学工業 デジタル連絡ツール「スクリレ」をスズキ教育ソフトの校務支援システム「evanix」と連携 欠席連絡の負担軽減を目指す
理想科学工業株式会社は4月9日、同社のデジタル連絡ツール「スクリレ」と、スズキ教育ソフト株式会社の統合型校務支援システム「evanix(エヴァニクス)」を8月からAPI連携させると発表した。evanix上の児童生徒名簿データと連動し、スクリレで受け付けた欠席連絡を自動送信する。教職員の転記作業を省き、校務DXと働き方改革を支援する。
「スクリレ」と「evanix」について
理想科学工業が提供する「スクリレ」は、学校と保護者をつなぐデジタル連絡ツールで、3,300校以上の導入実績を持つ(2026年3月末時点)。保護者のスマートフォンに学校や自治体からのお便り・お知らせを確実に届けるほか、個別連絡、欠席連絡、アンケート、面談日程調整などの機能を持つ。保護者の氏名やメールアドレス、ID・パスワードなどの個人情報登録は不要。アプリ上の広告閲覧により学校にポイントが付与され、教育備品に交換できる独自の仕組み「スクリレポイント」も備える。
「スクリレ」公式サイト:https://www.sukurire.jp/
スズキ教育ソフトが提供する「evanix」は、校務文書の作成から学校経営までを支援するクラウド型の校務支援システム。教師の働き方改革や学校の経営改善を目指す教務システム「スズキ校務シリーズ」をWebアプリ化したもので、前身システムで支持されていた操作性のよさを継承しつつ、SSO対応、多要素認証、データベースの暗号化など高度なセキュリティを実現している。
「evanix」公式サイト:https://www.suzukisoft.co.jp/products/evanix/
校務DXと教育DXロードマップへの対応
連絡ツールと校務支援システムが独立している場合に生じる転記負担を背景に、今回の連携を実現した。同連携で、evanix上の児童生徒名簿データをスクリレとの紐づけが可能になる。保護者がスクリレアプリから送信した欠席・遅刻・早退などの連絡内容がevanixに自動送信され、教職員は出席簿に読み込むことで反映できる仕組み。欠席連絡データの転記の手間を解消する。
学校と保護者をつなぐ連絡のデジタル化は、デジタル庁・総務省・文部科学省・経済産業省が掲げる「教育DXロードマップ」に準拠し、学校や教育委員会が校務DXを推進する際に取り組むことが望ましい項目を整理した「GIGAスクール構想の下での校務DXチェックリスト」に対応する。同連携により学校と家庭双方の負担を軽減し、子どもたち一人ひとりと向き合うための時間の創出を支援する。


