日本M&A ”中小企業のための新しい株式市場”テーマの書籍発行

M&A_本

一般的に中堅・中小企業経営者にとって株式上場を考えるタイミングは少なく、「上場に興味はない」「上場は考えていない」といった意見は多いだろう。しかし、中堅・中小企業であっても、会社を成長させることができ、オーナーシップは維持したまま、思い通りの経営が続けられる、そんな新しい上場のカタチがあるとしたら・・・、上場に対する考え方も変わるのではないか、とのことから発行に至ったもの。

ユニークな株式市場として、東京証券取引所が運営する「TOKYO PRO Market (東京プロマーケット /TPM )」がある。マザーズや JASDAQ に比べて上場しやすく、「必要のない資金調達はしなくていい」「外部株主は入れなくていい」のに、上場で得られる信用力やブランド力は変わらない。同書では、TOKYO PRO Market の魅力、”なぜ上場をめざすのか”についてや、中堅・中小企業が自社の「成長戦略」を実現させるための具体的な上場の手法など、3社の事例および東証による解説とともに紹介している。

著者の公認会計士である小田切弓子氏は、慶應義塾大学経済学部卒業後、大手監査法人を経て、会計ファーム系のM&Aアドバイザリー会社に転籍。上場企業・未上場企業の監査や大小さまざまなM&A案件に携わってきた人物。2015年12月に日本M&Aセンター入社後は、M&A仲介業務に従事。2019年7月の同社J-Adviser資格取得およびTOKYO PRO Market事業部の開設に参画してきたという経歴の持ち主。

『中小企業のための新しい株式市場 東証 TOKYO PRO Market-あなたの会社も上場できる-』
著者:公認会計士 小田切弓子(日本 M&A センター TOKYO PRO Market 事業部 )
体裁:並製・ 四六判・185ページ
出版社:プレジデント社
定価:本体1,650 円(税込み)

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