シリウスビジョン オンラインセミナー「シリウスビジョンフェア」開催で、新製品も紹介

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あいさつするシリウスビジョンの谷辻社長

画像検査のシリウスビジョンは、7月13日、オンラインセミナー「シリウスビジョンフェア2021‐EVOLUTION‐」を開催した。同セミナーは「画像検査ソフトウエア、新技術・新製品の発表」「画像検査機および検版機の新機能・新製品のご紹介」「ユーザーボイス」の3部構成で行われた。

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今秋リリースの「PolarVision」 *資料から

セミナーでは、3つの画像検査ソフトウエアとグローバルビジョンについても説明し、基幹ソフト「FlexVision」、操作性向上の「AsmilVision」に加え、今秋にリリースする顧客からの要望により誕生した「PolarVision」の3つを解説した。「PolarVision」は、幅広と高速にも対応し、ハードウエアGPU/FPGAの融合と、多市場へのプラットフォームが実現するなど、印刷検査に特化した高精度検査が確立される。

すでに同社の基幹技術は、検版システム、シールラベル検査、カード検査、容器検査、ブランクス検査、基板・成形品検査、検査ユニット・インライン検査など幅広い分野に適用されているが、新商品としてグラビアシリンダー検査機も登場した。今後も、『世界No.1の画像検査システムを開発し、モノづくり現場の目視検査ゼロを目指す』というビジョンのもと、現場に役立つソリューションを提供していく。

ニットーパック
導入ユーザー4社が現在の利用状況について解説した(ニットーパックから)

秋にリリースとなるソフト「PolarVision」、新製品のグラビアシリンダー検査機の他に、樹脂版検査機、高速チューブ検査機といった新製品や、測色時の色の数値化、非線形歪補正スマートフィット、AIを採用した自動判定などの新たな検査機能も紹介された。

ユーザーボイスでは、シリウスビジョンの製品を導入しているナカバヤシ、ニットーパック、本多プラス ベトナム、常陽マーク ベトナムの4社が登場し、導入目的や効果などを語った。

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