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セブン、TBM、リコージャパン LIMEXシートの資源循環スキームを構築

LIMEXの資源循環モデル
LIMEXの資源循環モデル(クリックすると画像が拡大します)

セブン&アイ・フードシステムズとTBM、リコージャパンは、石灰石を主原料とする素材「LIMEX(ライメックス)」を用いたシートで作成したメニューを使用後に回収し、店舗で使用するトレーに再生利用する資源循環スキームを構築した。

TBMが開発したLIMEXは炭酸カルシウムなど無機物を50%以上含む無機フィラー分散系の複合材料。原料に水や木材パルプを使用せず、紙や石油由来原料の使用量を抑えてプラスチックに代わるシートやペレットを製造することができる。

今回の取り組みは、セブン&アイ・フードシステムズ、TBM、リコージャパンの3社が連携したもので、これまで検討を進めてきたLIMEXの資源循環スキームを共同で構築する。 具体的には、セブン&アイ・フードシステムズが運営するカフェ業態「麴町珈琲」で使用されたLIMEX製のメニューを回収。ペレット化した素材などを用いてドリンクバー用のトレーに再製品化し、デニーズ店舗で使用する。メニュー表はリコー製カラープロダクションプリンター「RICOH Pro 7210S」で印刷している。セブン&アイ・フードシステムズは、今後、LIMEX製品の導入店舗を拡大するとともに使用の拡大を進める。

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