凸版印刷 次世代二次電池に本格参入

凸版印刷は次世代二次電池「エクセルギー電池」による電力インフラの開発・製造を手がけるエクセルギー・パワー・システムズ(東京都文京区)と資本業務提携を締結して約5億円を出資し、エクセルギー電池事業の共同推進に合意した。凸版印刷は同電池向けに、印刷技術を応用して独自開発した電極を提供している。資本提携したことで次世代二次電池事業に本格参入する。

エクセルギー電池は凸版印刷が独自開発した専用電極を用いてエクセルギー社が開発した次世代二次電池。一般的な二次電池の約100倍となる200C以上の急速充放電が可能で、従来常用電源からの大電力供給が必要だった医療機器や、一般的な二次電池では実現が困難だった高出力の回生電力の充電を活用した重機などに利用できる。

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