TOPPAN ドイツ・フランクフルトで世界最大級の医薬品原料・製剤展「CPHI Frankfurt 2025」に初出展 高付加価値包材とグローバルサプライチェーンを紹介
TOPPAN株式会社は、10月28日から30日までドイツ・フランクフルトで開催される世界最大級の医薬品原料・製剤業界の展示会「CPHI Frankfurt 2025」に初出展する。医療・医薬業界に向けた高付加価値包材を中心に、環境配慮型素材やグローバルサプライチェーン体制を紹介する。
高機能・サステナブル包材を世界市場へ発信
「CPHI」は、毎年開催都市を変えながら行われる国際的な展示会で、今回で36回目を迎える。前回2024年のイタリア・ミラノ開催では、出展2,800社超、来場者約5万8千人超を記録した。
初出展となるTOPPANは、PTP(プレススルーパック)用モノマテリアルPP蓋材や錠剤インキ、透明ハイバリア包装、サステナブル包材など、グループが有する医療・医薬業界向けの幅広いパッケージソリューションを披露する。
加えて、中国やポーランドなど世界各地に展開する製造拠点の最新技術を紹介し、グローバルネットワークを活用した高品質で安定的な供給体制を訴求する。透明蒸着バリアフィルム「GL BARRIER」のコア技術と、フィルム製造から包材生産までを一貫させた垂直統合型サプライチェーンの強みを示し、世界の医薬市場で高品質なパッケージソリューションを訴求する。
多様なニーズに応える高付加価値素材
・PTP用モノマテリアルPP蓋材
アルミ箔と同等のプレススルー性と密封性を持つPTP用PPフィルム。バリア蒸着技術との組み合わせにより、モノマテリアル化を実現する。
・錠剤インキ
TOPPAN独自の材料設計技術による高品質インクジェットインキ。微細文字や2色印刷、QRコード印刷などを可能にし、グローバル市場の新たなニーズ探索を進める。
・透明ハイバリアAll-PP包材
「GL BARRIER」の新グレード「GL-RP」を採用。透明で高バリア性を持つALL-PP構成のスティック、分包、PTP外装を展示。
・内製アルミ蒸着フィルムを活用したALL-PO包材
インドのグループ会社が製造するVMOPPを使用したハイバリアALL-POスティック/分包を展示。内製素材を生かした高付加価値提案を行う。
・貼付剤向け低吸着包材
TOPPAN開発の低吸着シーラントにより、製剤成分の吸着を抑え、品質保持に貢献するパッケージを紹介。
CPHI Frankfurt 2025 概要
- 会期:2025年10月28日(火)~30日(木)
- 会場:メッセ・フランクフルト(ドイツ)
- TOPPANブース番号:8.0G104
- 公式サイト:https://www.cphi.com/europe/en/home.html
