ITP グループ力活かしてサービスメニュー充実~御茶ノ水ショールームでの対面相談も好評

 創業から100年を超える京都の老舗、株式会社ITP(旧・石田大成社)が、2020年に立ち上げたネット印刷通販「いろぷり」では、2022年4月に「御茶ノ水ショールーム」も開設して対面での営業も強化し、顧客サービスの拡充を進めている。「いろぷり」は、グループ会社の力を結集させた多様なサービスを拡充させ、進化を遂げてきた。御茶ノ水ショールームは、良好なロケーションで、土日祝日も営業していることから、近隣の企業や学校だけでなく、病院、飲食店・個人事務所から個人まで多様な人が印刷の相談に訪れる。

3周年を迎えた「いろぷり」のトップ画面


 また昨年末には、東京都江東区東陽町にある東京工場に3Dプリンタ設備(大型3Dカラープリンタ「ミマキエンジニアリング製・3DUJ-553」、フォトグラメトリー方式「全身3Dスキャナーシステム」)を完備。それにより3Dプリンタ事業が本格的にスタートした。  
 導入された3Dカラープリンタの3DUJ-553は、UV硬化インクジェット方式で、カラーインクとクリアインクを同時に使用することで1,000万色以上のフルカラー(Japan Colorに対し89%の色域をカバー)が再現でき、バリアブルドット機能により高細線な造形を実現できる。

ミマキの3Dプリンタを設置
御茶ノ水ショールームに並んだサンプル

 一方、「全身3Dスキャナーシステム」は、円形360度に配置した合計96台の小型カメラが搭載されたもの。これにより、実物を写真撮影してスキャニングするだけで、簡単に3Dデータを作成できる。
 3Dプリンタのニーズは、マニアのメッカでもある秋葉原にほど近い御茶ノ水ショールームでも、注目を集めつつあるメニューの一つ。東京工場に設備が整ったことで、立体的な等身大のキャラクター像や商品の模型、試作部品・パーツまで、より幅広い3Dプリントの活用が期待できる。
 また「いろぷり」は、従来の通販サイトにはなかった営業活動の展開や、ITPグループが持つメディア表現を一貫して依頼できる総合力などを強みとしたメニューが充実。チラシ・フライヤー印刷やポスター印刷、パンフレット印刷、中綴じ冊子・無線綴じ冊子、はがき・ポストカード印刷といった定番のメニューだけでなく、SDGs時代の定番グッズになりつつある「エコ紙ファイル」や、美しい写真表現が可能な「プレミアムデジタルプレス」サービスなどもラインアップしている。

3Dスキャニングシステム

 その他に、御茶ノ水ショールームにはガーメントプリンターも設置しており、オリジナルの布製トートバックもその場で作成できる。またメニューの内容には当てはまらない案件についても相談にのってくれる『見積します!』は人気メニューの一つになっている。
 生産体制における製品品質についても、「ノンクレーム」と「発送遅延ゼロ」を、2020年7月の開設当時から継続。この蓄積が「いろぷりの品質」「お客様の信頼」へと繋がっている。

<「株式会社ITP」概要>
株式会社ITP「いろぷり」御茶ノ水ショールーム
所在地:東京都千代田区外神田2-18-2(ITP御茶ノ水オフィス1F)
TEL 03-6775-7007
営業時間:10時~19時
定休日:年中無休(年末年始除く)
https://www.iropuri.com/

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