マージネット 印刷会社からの「One to One DM」が伸びる~顧客のDX化を背景に重要性増すデータ戦略

 「圧着ハガキファクトリー」(株式会社マージネット)の「One to One DM」が、顧客のDX化を背景に印刷会社からの受注を拡大している。同社は2月1日、2日の「page2023」、5月18日、19日の「JP2023」、6月2日、3日の「九州印刷情報産業展」、続いて7月19日〜21日に東京ビッグサイトで開催されるJapanマーケティングWeek夏展販促EXPOに出展する。

 マージネットは2015年から圧着はがきを全国展開する専門サイト「圧着ハガキファクトリー」を開設し、全国から圧着はがきの製造を受注。データを受けて印刷・加工するだけでなく、企画・デザインから発送代行、ポスティングに至るまでDMに関わるあらゆる業務に対応する。  最近の圧着DMの傾向を営業部の今津太一郎氏は「同じ内容のDMを多くの人に配布するスタイルから、セグメントごとにマッチした内容のDMを配布する傾向が顕著になりました。DMの訴求内容が明確になりました。従来の大部数方式から、少部数で確実に顧客に提供する購買ターゲットの求める情報に絞る『One to One DM』の効果が、お客様にも伝わり始めています。既存顧客は勿論、新規顧客からの案件も年々増えています」と最近の傾向を述べる。

 「One to One DM」開封率が、通常のDMのCVR(コンバージョンレート、アクセス数)が3%に留まっているのに対して、「One to One DM」は6.87%。従来の2倍以上の開封率となる。

One to One DMのサンプル
九州印刷産業展の圧着ハガキファクトリーブース

 高水準のセキュリティ環境を持ち、社内には一部の社員しか入れないセキュリティルームを完備。使用するサーバーは、外部はもちろん社内ネットワークからも隔離され、万が一の事態が起こらないよう万全の体制を構築している。

圧着ハガキファクトリー
「One to One DM」のポイント

 圧着ハガキファクトリーのOne to One DMは、宛名などの文字情報だけでなく、商品画像などもバリアブルに差し替え、ターゲット顧客に応じたDMに出来る。よりターゲティング効果の高い情報をDMに反映。
 2021年12月にはFSC森林認証を取得し、FSC森林認証のマークが印字できるようになり、2022年2月から商品化した。これにより環境に配慮した企業であることをアピールしたい企業や事業活動に合わせたDMづくりが実現した。
 圧着ハガキファクトリーはダイレクト宛名印字、区分け、仕分け・BC(バーコード)印刷、個人情報のデータクレンジング、発送代行・ポスティング投函証明代行のワンストップソリューション、視認性を高めるためのメタリックカラー印刷、変形圧着DMなど多彩なメニューを揃え、「One to One DM」の新時代を拓く取り組みを進める。

<「株式会社マージネット」概要>

圧着ハガキファクトリー・株式会社マージネット
所在地:和歌山県西牟婁郡上富田町生馬811-1
代表者:池田 朗氏
TEL 0739-83-3344
東京営業所:東京都千代田区神田小川町1-8-3-4F
TEL 03-6712-6377
https://ac-factory.com/

マージネット本社工場

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