【自動給紙カッティングソリューション】
紙器・シール・ラベル（半抜き、全抜き）、試作、少量多品種製作に最適な
カッティングプロッター。パッケージ、シール・ラベルの試作品から大ロットまで対応

　株式会社トヨテックのカッティングプロッターは、オートフィーダー装置を搭載し多品種少量生産の効率化、省力化を可能としている。自動なのである程度のロット数までこなせることから、多様な形状の印刷製品がまとまったロットで求められても、生産性の低減を避けることができる。いずれのマシンも多品種少量の紙器やシール・ラベル、POP、これらの試作品などに適している。

ロールメディア対応カッティングプロッター　「DGR-350／Plus」

　最大350㎜幅、最大径400㎜までのロールメディアに印刷した、シール、軟包装のカットを行い、スリットとオプションによるシートカットが同時に処理できるカッティングプロッターで、コールドラミネーターも同様に行える。また、自動トンボ読み取り機能で正確なカット精度を実現できる。
　バーコードを読み取り、カットデータを自動で取得してカットを行い、バーコード毎に異なったデータを読み取りカットすることも可能。
　カットパターンは半抜き、全抜き、ミシン目カットの３パターン。オプションでシートカットも用意されている。

【プライマー処理、オーバーコート加工で高付加化価値を実現する】

　用紙サイズＢ２横送りが可能な、アニロックス方式のオフセットコーター。紙・フィルム・特殊紙素材にコロナ、塗布、IRドライヤー乾燥、UV硬化処理をワンパスで行える枚葉コーター。プライマーと水性、UVコーティング処理を兼用する。アニロックスローラーを使用しているのでニスの定量塗布が可能。使用するニスやプライマーの塗布量は線数の異なるアニロックスローラーを使い分けることで対応する。
　コロナやIR処理を行うことで樹脂や特殊原反に対するプライマーや、トナーやインキに対する水性、UVニスの密着性・濡れ性が向上する。
　また、樹脂版でのスポットコーティングを行える横針付きモデルもトヨテックでは用意している。メインのオペレーションはボタン操作、パラメーター設定等がタッチパネルで行うことができる。メディアに よる搬送条件等の違いを簡単に設定も可能。処理可能厚さは0.1～0.5㎜。最大処理速度は4,000枚／時を実現している。

【印刷面の保護、質感のアップに】

UVニスコーター「DIGI COATER 20R／24R」

　印刷後のメディア表面にUVニスを塗布し、UV乱舞を照射し硬化させます。レベ
リング・密着性向上のさせるためにIRランプも付属している。プリント面、インキやトナー表面の保護や耐摩耗性が向上しキズ、コスレを防止する。
　また、光沢感が増し質感の有る付加価値製品を提供することができる。オンオフスイッチとスピードボリュームでわかりやすいシンプルオペレーション。
　機種は、用紙サイズに合わせて２機種を用意。A３ノビサイズを横通しできる「DIGI COATER 20R」とB２サイズ縦通し可能な「DIGI COATER 24R」。オプションとして、大量処理の自動給紙、自動排紙ユニットモデルを準備している。
　また同社では、水性ニス対応モデル「WATERBASED COATER 20WB／24WB」、プライマー処理モデル「PRIMINGCOATER 20PR／24PR」、オプションとしてコロナ処理機も用意している。

株式会社トヨテック
千葉県野田市西三ヶ尾77-2
TEL 04-7121-0755
http://www.toyotec-intl.co.jp/