DICグラフィックス 色見本帳アプリ 「DICデジタルカラーガイド」を大幅リニューアル 

DICグラフィックス株式会社は、色見本帳をデジタル化したアプリ 「DICデジタルカラーガイド」 を大幅にリニューアルした。
「DICデジタルカラーガイド」は、国内シェア90%を誇る色見本帳「DICカラーガイド」のデジタル版アプリで、2010年のサービスを開始して以来、累計で約95万ダウンロードされている(2023年1月現在)。同アプリは、色見本帳「DICカラーガイド」全シリーズ2,230色の色情報の閲覧や、各基材の色の再現、インキの配合値や画像からの色検索機能など多数の機能を搭載してる。

主に色を扱うデザインなどの現場で利用されており、印刷・出版、服飾・アパレル、建設業界やデザイン専門学校など教育分野においても活用されている。

今回のリニューアルでは、従来の色見本機能や素材感も含めた色の疑似表示機能に加え、表面質感を表示する「エンボス表現機能」や、標準光源下への色変換を可能とする「キャリブレーション(調整)機能」など多数の機能をアップデートしている。
【主なアップデート内容】
① エンボス表現(質感表現)機能の追加・・・表面のエンボス表現(質感表現)の機能を追加し、より具体的に最終製品のイメージが確認できるようになる。
② キャリブレーション(色の補正)機能の追加・・・キャリブレーションカードを用いて撮影することで、様々な光源下でも標準光源(D50)下と同じ色に変換できる。
③ 表示色空間の変更・・・従来の「sRGB」よりも35%大きい色空間を持つ「Display P3」に対応。ディスプレイ上の色表現がより鮮やかになる。
④ 色検索エンジンの見直し・・・CIELab色空間上での色検索から、人間の輝度と色への順応機能を考慮した色の見え方モデル(CIECAM02)による色検索に変更し、より人間の感覚に合った色検索を実現。

DICデジタルカラーガイドについて https://www.dic-graphics.co.jp/products/dcguide/

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