凸版印刷 文久見出しゴシックEBの提供を開始

凸版印刷は2月上旬、1956年に「築地体」を源流として誕生した凸版印刷のオリジナル書体を改刻し、電子媒体にも対応した「凸版文久体」のファミリー第4弾として見出し用ゴシック体「凸版文久見出しゴシックEB」の提供を開始する。

「凸版文久見出しゴシックEB」は、2015年5月より提供している「凸版文久見出し明朝EB」と対をなすもうひとつの見出し用書体で、太くしっかりとした線画でありながら角張らない設計で、力強さとやさしさを兼ねそなえ、読み手の目線を惹きつけるデザインが特長のゴシック体。凸版印刷のオリジナル書体とその源流である築地体の骨格をベースに、現代的なニュアンスを取り込み、あらたにデザインした。画一的なデザインではなく、文字本来の骨格を活かした太くのびやかな線画の和文と、和文に調和しながらエッジの効いた存在感を放つ欧文により、文字の美しさとインパクトを造形。伝統的でオーソドックスな形を継承しながら、時流にあった見出し用書体を実現している。

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