マンローランド ラングレーHD、2025年上半期で過去最高益 AIデータセンター需要が新たな成長の柱に

マンローランドジャパン株式会社は、ラングレー・ホールディングスが2025年6月30日までの上半期決算を発表したことを明らかにした。エネルギー事業が過去最高益を牽引し、売上高1,025億円、税引前利益(PBT)102億円と過去最高を記録。通期での売上高は2,324.8億円、税引前利益(PBT)が239.5億円を見込んでいる。AIデータセンター需要が新たな成長の柱となる一方、印刷事業では戦略的パートナーシップ締結など重要な進展も見られた。

エネルギー事業が最高益、AIデータセンター需要が成長加速

エネルギー事業部門は、ロールス・ロイスから買収したBergen Engines、Marelli Motori、Piller Power Systemsが好調で、BergenとPillerはいずれも上半期で過去最高を達成した。特にAI主導のデータセンターからの需要拡大が収益を押し上げ、6月に開催された「Datacloud Global Congress」では米国向け200MW発電所の契約を獲得。その後の案件拡大により、ノルウェーおよびイタリアの工場での生産増強へとつながっている。

印刷事業、ハイデルベルグと戦略的パートナーシップ

印刷事業部門では、同じドイツの印刷機メーカーであるハイデルベルグ・ドゥルックマシーネン社と戦略的パートナーシップを締結。マンローランドのROLAND Evolution 900技術とハイデルベルグのPrinectエコシステムを統合し、大型枚葉(VLF)オフセット印刷市場に包括的ソリューションを提供する。初号機は2026年初頭の稼働を予定している。

通期見通しとグループ全体の展望

アンソニー・ラングレー会長兼CEOは、AIデータセンター需要に応える電力ソリューションが「今後、グループ全体の成長をけん引する柱になる」と強調している。

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