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ハイデルベルグ コンセプト実現する技術でインターテック・テクノロジーアワード受賞

ハイデル_Logo_Intertech_Technology_Awardハイデルベルグ社は、この度、コンセプト“Push to Stop(プッシュ トゥ ストップ)”を、現時点で実現するコア技術であるウォールスクリーンXLと、インテリスタート2を備えたプリネクトプレスセンターXL2が、インターテック・テクノロジーアワード2017を受賞した。同賞は、米国印刷工業会(PIA)が、卓越した革新的製品に贈るもの。ハイデルベルグは同時に、ガルス・ラベルファイア340でも受賞している。

印刷機の中核をなすウォールスクリーンXL付き新型プリネクトプレスセンターXL2。人と機械が協力して高い生産性を達成するためのインターフェイスであり、オペレータをナビゲーション制御された自律的な印刷プロセスの管理者に変える。
印刷機の中核をなすウォールスクリーンXL付き新型プリネクトプレスセンターXL2。人と機械が協力して高い生産性を達成するためのインターフェイスであり、オペレータをナビゲーション制御された自律的な印刷プロセスの管理者に変える。

インターテック・テクノロジーアワード2017を受賞した“Push to Stop”コンセプトを実現するウォールスクリーンXLとインテリスタート2を備えたプリネクトプレスセンターXL2は、オフセット印刷の歴史で初めて、オペレータが一切の介入をすることなく印刷機がジョブチェンジを連続して自律的に行うことを可能にしたもの。商業印刷やWeb to Printの顧客にとって、生産性が高まるものとして提案されている。

ハイデルベルグ社特許のインテリスタート2は、”Push to Stop”を実現するために最も重要なコンポーネントの一つであり、データアナリティクス、メカニカル設計、およびカラー測定システムを含むインテリジェントなソフトウェアを通じて、最短時間によるジョブチェンジを定義し実行する。自動プロセスは並列処理および最適化され、理想的な順序で遂行される。

なお、ハイデルベルグ社が提唱しているPush to Stopとは、印刷業界の未来を見据えた新たなコンセプト、もしくはビジョン。未来の生産では、もはや生産工程は人によってスタートされる(Push to Start)のではなく、むしろ機械が自動的にスタートし、監視を行い、必要な時だけ人が介入して機械を止める(Push to Stop)という考え方を表している。

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