【drupa2016】エスコ、エックスライト “Packaging Simplified”テーマに出展

エスコグラフィックスとエックスライト社(ビデオジェット・エックスライト)は4月22日、東京都江東区の本社セミナールームで「新製品発表プレスカンファレンス」を開き、5月31日から6月10日、ドイツのデュッセルドルフで開催される世界最大の印刷機材展drupa2016の出展内容を発表した。今回はダナハーグループとして、エスコ、エックスライト(Pantone含む)、エンフォーカスの共同出展となる。

出展コンセプトは“Packaging Simplified”(パッケージ製作の簡素化)。商品開発から物流まで、長いプロセスを要するラベルを含めたパッケージ生産の効率化を提案する。ブースでは「ブランドゾーン」、「デザインゾーン」、「アートワーク&リプロゾーン」、「フレキソCTP ゾーン」、「印刷&インク管理ゾーン」、「Finishing ゾーン」の6つのゾーンからエスコ、エックスライトの関連製品が展示される。

新たに発表されるのは①ソフトウエアメジャーアップグレード Ver. 16、②フレキソCTPの新製品、③カッティングテーブル新製品など。ソフトウェア関連ではパレット積載をシミュレーションする「Cape Pack」のクラウド対応のほか、コンテンツ管理、CAD、ワークフローがバージョンアップする。フレキソCTPの分野では露光装置の「Esko XPS Crystal 5080」、イメージング装置の「Esko CDI Crystal 5080」を発表。これらを連結することでイメージングから露光までが一貫化され、プレートの取り扱い作業が大幅に削減されるほか、ワークフローシステムとの連携で省力化が可能になる。また、ツールの調整を自動化したカッティングテーブル「Esko Kongsberg X20」、「Esko Kongsberg C24」を発表する。

エックスライト関連ではクラウドでブランドオーナーの特色を管理する「PantoneLive」の機能として、Panetone色以外の特色も管理できる「Pantonelive private cloud」を発表する。

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