【検査特集】ウチダテクノ 現場に合わせた数量検査、カウントロンで作業効率向上

株式会社ウチダテクノは印刷物の加工や出荷作業など製造工程に合わせた数量検査で紙枚数計数機「カウントロン」を展開している。

印刷物はクライアントにとってサプライチェーンの中の一つ。適切な時に適切な数量のサプライが納品されることで、業務の効率化やミス・ロスの削減につながるため、欠品や超過品が厳しく管理される。近年ではブランド品に関する印刷物の数量も厳格化しており、印刷会社は紙枚数の計数の省力化、効率化が求められている。紙枚数計数機のカウントロンシリーズは納品前の印刷枚数管理を省力化。正確かつ素早く作業ができる装置として導入が進んでいる。

カウントロン2500
カウントロンN2500

カウントロンN2500は大判のチラシなどの枚数管理のため印刷された直後の工程で使用されている。2,500枚/分の高速計数で合紙テープを差し込み、枚数区分けできるのが特長である。計数部分のブレード交換はブレードホールドレバーを回すだけの簡単着脱式で作業者に優しくなっている。厚紙から薄紙(19㎏)までの高速カウント、ランダム区分けに対応。環境に配慮した省スペース・低振動・静音設計で設置環境を選ばない。計数区分を変えられるランダム合紙機能、枚数チェック機能、必要枚数を取り出すセット機能、自己判断機能を装備している。動画=https://www.youtube.com/watch?v=vLgz7OXMNq8

カウントロンA200
カウントロンA200

カウントロンA200は出荷作業で導入が進んでいる。「めくりクセ」のつかない独自の計数方式で品物にキズを付けないため、梱包前の確認作業を楽にしている。計数プレートには樹脂素材が使用されており全面カラープリントでも安心して計数作業が行える。操作は大型液晶パネルでわかりやすく簡単でオペレータを選ばない。計数可能用紙は400g/㎡まで可能でカード紙など厚物商品にも適している。計数区分を変えられるランダム合紙機能、枚数チェック機能、必要な枚数を取り出す1セット機能、自己診断機能を装備。オプションにより70㎜幅の小物の計数や内蔵プリンターの取り付けも可能となっている。動画=https://www.youtube.com/watch?v=P7UjojnjkRo

カウントロンX
カウントロンX

QRコードやOCRナンバーをカメラで読み取りながら計数作業を行うカウントロンXも注目されている。丁合した物が間違えなく順番に並んでいるかを検査計数する。用紙の角をめくるだけで高速検査が可能になっている。検査作業は画像ログとして保存をされるので作業管理機として設備がされている。動画=https://www.youtube.com/watch?v=vryXkNO-5Bw

パッケージや封筒製造などの現場では光枚数計数機が使用されている。光センサーを使用した非接触式の高速計数機で商品の出荷前検査として確認作業を担っている。

カウントロンK-2
カウントロンK-2
カウントロンF-660
カウントロンF-660

その他、タグなど小さな物を数えるタグ計数機EZC‐250や福祉作業所や一般企業で活躍しているカウントロンT5・K‐2・F‐660など、人の作業に合わせる計数機を選んで提案することで数量検査機の導入分野を広げている。現場に合わせた人に優しいやり方を提案するウチダテクノにはこの後も注目される。

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