【広島県広島市】文教総合印刷 破産手続き開始決定

有限会社文教総合印刷(広島県)は、4月14日に広島地裁より破産手続き開始決定を受けた。

同社は、1970年(昭和45年)4月に設立された印刷業者。チラシやポスター、カタログを主体とした商業印刷のほか、企画やデザインも手がけ、2016年3月期には年売上高約4500万円を計上していた。しかし、近年は同業者との価格競争の激化や得意先からの値下げ要請などで受注が減少していた。小規模運営でマンパワーが不足するなか、新規取引先の拡大は進まず、原材料の価格上昇が収益を圧迫。業況改善の見通しが立たなくなり、2024年10月15日までに事業を停止していた。

負債は債権者約19名に対し約3100万円。

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