【倒産情報】マルダイ印刷 事業停止、自己破産申請へ

栃木県宇都宮市の マルダイ印刷有限会社 は、11月28日に事業を停止し、今後、自己破産を申請する見込み。負債は約3億5,000万円。
同社は、1981年に設立した印刷業者。チラシやダイレクトメール、リーフレット、カタログなど商業印刷全般を請け負っていた。宇都宮市内に工場1カ所、都内に営業所を設置し、早くからDTP化を推進するなどの印刷技術により固定客を有し、総合印刷業者として企業のほか官公庁などから直接受注も獲得していた。しかし、ペーパーレス化や各企業におけるチラシなどの内製化が進み、印刷業界が需要不振に陥り、受注は弱含みで推移。近年の年売上高は伸びず、設備投資や人件費など固定費用の負担が大きく、採算割れが続いていた。債務超過に陥り資金繰りが多忙化し、事業の継続は困難と判断した。

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