広島・平和印刷 破産手続き開始決定受ける(続報)

広島県の平和印刷株式会社は、破産手続き開始決定を受けた。負債額は3億1,489万円に。同社は9月6日に事業を停止しており、9月29日に広島地裁より破産手続き開始決定を受けていた。

1950年に創業した印刷業者で、紙媒体の企画・印刷を主体に、広告宣伝用の屋外ディスプレイの制作を行っていた。広告媒体のデジタル化が進み、需要が落ち込むなか、新型コロナウイルス感染拡大の影響によるイベント中止で受注が大きく落ち込み、採算性も著しく悪化。デジタル対応の強化も奏功せず事業停止に至っていた。

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