SOPTECとうほく2019が開幕 働き方改革とイノベーションのヒント提供

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SOPTECとうほく2019展示会場

東北地区印刷協議会、SOPTECとうほく2019実行委員会主催のSOPTECとうほく2019が、7月5日、仙台市若林区の仙台卸商センター産業見本市会館サンフェスタで開幕した。

『印刷業は「TOKYO2020」後をどう生きるか?』をテーマに、SOPTECとうほく2019では、63社96小間の出展ブースと、25講座のセミナーを通じて、東北6県の印刷産業が抱える直近の課題から新たなビジネス創出のヒントまで幅広く情報が提供されている。

挨拶する針生会長
挨拶する針生会長

初日のオープニングセレモニーでSOPTECとうほく2019実行委員会の針生英一会長は「中小企業はイノベーションへの挑戦と、働き方改革の課題に直面している。人口減少で労働人口も減る中、知恵を出して経営を続けていかなけければならない。SOPTECとうほく2019では、この2つのテーマに対し、様々なヒントを得られると思う」と開会の挨拶を述べた。

東北6県の印刷工業組合代表ならびに来賓によるテープカットで賑々しく開場した。

5日10時30分から開かれたソリューションセミナー『全印工連・CMYKプロジェクト~「大喜利印刷」の目指すもの~』では、全印工連産業戦略デザイン室で組織されたクリエイティブユニット「CMYK」が第一弾の取り組みとして実施した「大喜利印刷」について、その経緯や成果について、プロデュースを手掛けたコネルの出村光世氏が紹介した後、CMYKに参加した篠原紙工の篠原慶丞氏、三共印刷所の井上貴寛氏がプロダクトの肝や苦労した点、作品発表後の社内外の反応、参加のメリットについて語った。

ソリューションセミナー会場
ソリューションセミナー会場

SOPTECとうほく2019は、明日7月6日17時30分まで開催されている。

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