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ダイセル 新UV-LEDインクジェットインクを開発、高密着、残臭低減

2019.1.30

金属板に印刷した例

金属板に印刷した例

ダイセル(大阪市北区)は、新型のUV-LED硬化型インクジェットインクを開発した。独自の配合技術を生かし、UVインクジェットインクが実現できなかった機能を備えている。将来的には産業用印刷、封止剤や接着剤、コーティング剤などへの展開を目指す。

従来は、インク剥がれを防止するために前処理が必要だったが、新インクは重合性化合物を配合することで、インクと対象物との間に高い密着性を獲得した。また、UVインクジェットインクは、アクリレートモノマーから構成されていることから、モノマー特有の残臭が課題だった。加えて、印刷物の薬品耐性が低く、屋内での使用は敬遠される傾向にある。新インクはアクリレートモノマーを用いず、残臭の低減と高い薬品耐性を実現した。

新インクは2月1日まで東京ビッグサイトで開催されている『新機能性材料展2019』に出展されている。