日経印刷 日本創発グループへ経営参画 シナジー効果で企業価値向上目指す

日経印刷株式会社(東京都千代田区飯田橋、吉村和敏社長)の親会社のグラフィックグループ株式会社(東京都千代田区飯田橋、林吉男社長)は8月15日、ジャスダック上場企業の日本創発グループ(東京都荒川区東日暮里、藤田一郎社長)に経営参画することを発表した。日経印刷は日本創発グループ傘下の事業会社としてシナジー効果で企業価値を高める。また日経印刷創業者で代表取締役会長の林吉男氏は11月28日の臨時株主総会の承認にて、日本創発グループの代表取締役会長、吉村和敏代表取締役社長が取締役に就任する予定。

日経印刷は昭和39年に創業し昭和41年に設立された。従業員404名、売上102億6千3百万円(平成28年12月期)、東京都板橋区に高度なセキュリティ管理の下、企画、デザイン、印刷、製本、立体自動倉庫を備え、梱包、発送までを一貫して行う最新の工場「グラフィックガーデン」など三工場を持ち、教育関連、金融関連、各省庁の白書をはじめ印刷データの電子化、AR技術を応用した印刷物の付加価値化に取り組んでいる。
日本創発グループは売上高332億9千万円(平成28年12月期)、連結従業員1610名、クリエイティブをサポートする企業集団として幅広いビジネスを展開。一般的な情報用紙の印刷にとどまらず特殊素材・立体印刷物の印刷に加えて、ノベルティ、フィギア、3Dプリンター造形物、デジタルコンテンツなどのソリューションを提供している。
両社は保有する経営資源を融合発展させることで日経印刷と日本創発グループの企業価値をさらに向上させる。

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