ミヤコシ ワンタワー型の高速連続紙インクジェット【MJP20EXG/MJP20EXM】

株式会社ミヤコシの連続紙インクジェットプリンターMJP20EXGおよびMJP20EXMは、データプリント領域で求められる大量処理と安定搬送、商業印刷領域で求められる可変対応と画質再現性を前提に設計されたシリーズである。MJP20EXMはMJP20EXGのモノクロ仕様機であり、帳票類を中心としたモノクロ大量処理に対応する。

MJP20EXGは、設置スペースの制約が大きい日本市場の工場環境を想定し、シングルタワー構成によるコンパクト設計を採用している。ロール to ロール構成時の設置面積は全長8,110×奥行5,063㎜。限られたスペースでも導入しやすく、既存ラインとの併設やレイアウト変更の負荷を抑えられる。

MJP20EXG

印刷幅は508㎜で、請求書・納付書などのデータプリントに加え、商業印刷や出版印刷など幅広い用途に対応する。両面フルカラー印刷を省スペースで実現する点は、工場内の設備配置に柔軟性を求める国内市場に適した仕様となっている。

MJP20EXGにはミヤコシDFE(オンザフライRIP)が標準搭載されている。可変情報を含むジョブを高速処理するため、RIP処理を複数サーバーによる並列処理で行い、印刷機の最高速に追従する設計となっている。それにより、バリアブルデータを含むジョブでも処理遅延を抑え、連続運転時の安定性を確保する。

オンザフライRIP方式は、データプリントの現場で求められる「大量ジョブの途切れない処理」に適しており、帳票類やDMなど、可変情報が多い案件での運用効率向上につながる。

商業印刷では、DMや冊子などで可変情報を扱う案件が増加している。MJP20EXGは、連続紙搬送による高速処理と、可変データの高精度再現を目的とした画質制御機構を備える。

画質面では、インク吐出の均一性を確保するドロップ配置制御、濃度ムラを抑える補正処理、文字や細線の再現性向上を目的としたエッジ処理などを搭載。長時間運転時の色揺れを抑える補正機構も備え、商業印刷で求められる色安定性を確保する。

搬送系は、紙幅保持、蛇行抑制、テンション管理など、連続紙特有の課題に対応する制御機構を採用し、冊子制作や大量DMなど後加工を伴う案件での安定搬送を可能とする。

MJP20EXMは、MJP20EXGのモノクロ仕様機。帳票印刷ではモノクロの大量処理が中心であり、請求書、納品書、通知書、レポート類など、日常的に大量に流れるジョブに対して処理速度と安定性が求められる。

ミヤコシの連続紙インクジェットシリーズは、後加工設備との接続性を重視してきた。MJP20EXG/EXMも同様に、折機、丁合機、製本ライン、封入封緘機などとの組み合わせを前提とした設計となっている。加工機との連携、自動化が容易で、可変印刷したコンテンツをインラインでもオフラインでも可変に製本し、1冊ずつでも量産と同じ生産性を確保する。

データプリント領域では、大量処理と安定運転が求められる。MJP20EXG/EXMは、連続紙搬送による高速処理と、可変データの確実な再現を前提とした設計により、帳票類の生産効率向上に寄与する。

商業印刷領域では、可変対応の案件が増加している。連続紙インクジェットによる高速処理と後加工ラインとの接続性により、DMや冊子などの可変案件を既存設備と組み合わせて処理することが可能となる。

  • 企業情報
  • 株式会社ミヤコシ
  • 本社:千葉県習志野市津田沼1-13-5
    電話:047-493-3854
    HP:https://miyakoshi.co.jp/

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