京セラDC 2026日本パッケージングコンテストで「部門賞」受賞 大型カラーA3複合機の開梱性・省資源性・輸送品質を両立した紙製包装が評価
京セラドキュメントソリューションズ株式会社(京セラDC)は、公益社団法人 日本包装技術協会が主催する「2026日本パッケージングコンテスト」で、「大型カラーA3複合機のユーザビリティ紙製包装」が部門賞を受賞したことを発表した。日本パッケージングコンテストは、包装におけるデザインからロジスティクスまで、その年の優れた包装を選定するコンテスト。今回の受賞で、同コンテストでの京セラDCの受賞回数は23回となった。

作業現場に配慮した大型複合機の包装紙
今回受賞した包装は、大型カラーA3複合機を対象に、開梱作業のしやすさ、省資源性、輸送品質の安定化を両立したもの。現場での開梱や回収・分別作業に配慮した包装設計となっている。
同社は、複合機やプリンターなどの製品に使用する包装材について、独自に開発・設計を行ってきた。今後も、製品を安全に届ける輸送品質を確保するために、開梱・回収・分別作業の負荷軽減や省資源化に貢献する包装技術の開発に取り組むとしている。
「大型カラーA3複合機のユーザビリティ紙製包装」の主な特長
① 包装部材を活用した開梱用スロープ
従来は専用スロープ部材を同梱していたが、新包装では上部緩衝材をスロープ補強台として、パレットの一部をスロープ板として活用。これにより専用部材を不要とし、3.5kgの軽量化を実現した。さらに、包装容積を16%削減した。

➁ 工具を使わずに分別できるパレット
回収・分別時には、木材と段ボールを手作業で分離・引き抜ける構造を採用し、従来必要だったドライバーによる木ネジ分解作業を廃止。これにより、分別作業時間を87%削減した。

③ 緩衝材の一体化構造による全仕向け紙製緩衝材の採用
従来では、紙製緩衝材の復元性の低さにより、製品と緩衝材の位置関係のずれや脱落が生じる課題があった。新包装では製品と包装材を一体化することでこれを克服し、輸送品質の安定化を図った。その結果、これまで発泡PEによるプラスチック系緩衝材が必要とされていた輸送環境の厳しい地域でも、段ボールによる紙製緩衝材の採用を実現した。

④ 横開き包装による開梱高さスペースの削減
従来の上方向に開梱する構造では2.7mの高さスペースを必要としていた、新包装では横方向に開梱できる構造とすることで、1.6mの高さスペースで開梱が可能となる。これにより、天井の低い屋内でも1人で箱開けしやすい包装を実現した。

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