京セラ 岐阜県美濃加茂市で電子開票システム「デジ選」採用 有権者向けの啓発活動も実施し円滑な選挙運営に貢献

京セラ株式会社は、10月4日に岐阜県美濃加茂市で実施される市議会議員選挙で、同社の電子投開票システム「デジ選®」が採用されることを発表した。デジ選の導入により、投票の正確性向上と開票作業の負担軽減に貢献する。

開票作業の効率化と選挙の安全性・信頼性向上に寄与

デジ選は、総務省の技術的条件に適合した、地方自治体の選挙で利用可能な電子投開票システム。投票所では、設置されたタブレット端末の画面上で、有権者が候補者氏名や選択肢を確認し、直感的な操作でタッチして投票を行うことができる。
投票内容はデジタル形式で記録されるため、投票終了後の迅速な集計が可能となり、開票作業の大幅な効率化や開票時間の短縮につながる。また、人件費の上昇や地域の高齢化・人手不足などを背景に、選挙運営に必要な人員の確保が課題となっている自治体で、開票作業に従事する人員を削減できるなど、人的負担の軽減と運営コストの抑制に貢献する。
さらに、紙の投票用紙への記入が不要となることで、誤記や判読不能による無効票を防ぎ、民意をより正確に反映することができる。

デジ選使用イメージ

デジ選は、選挙運営に求められる安全性・信頼性を重視して設計されている。過去の電子投票では、機器やネットワークに起因するトラブルが課題となった事例もあったが、デジ選では、ネットワークを経由せず、投票データをタブレット端末に直接接続した記録媒体に保存する方式を採用。これにより通信障害や機器の過熱による影響を抑え、安定した投票・開票環境を実現している。

これまでにデジ選は、2024年12月の大阪府四條畷市の市長選・市議補選、2026年3月の宮崎県新富町の町議補選で導入され、開票人員や開票時間の削減に寄与してきた。京セラは今後も、選挙の信頼性・公平性の確保と選挙運営の効率化に貢献するとしている。

▶ 電子投開票システム「デジ選®」の詳細は こちら (京セラホームページ)

電子投票導入に向けて周知活動・体験会などを実施

京セラは同選挙に向けて、有権者を対象として、電子投票の理解促進を目的とした啓発活動を実施する。公式ホームページ、デジタルサイネージ、広報誌による操作方法の周知や、体験会で実際に投票機器に触れてもらうことで、電子機器に不慣れな人の電子投票に対する不安を払拭し、円滑な選挙運営に寄与する。主な取り組みは以下の通り。
 ● 模擬投票機器を用いた電子投票体験会の開催
 ● 美濃加茂市公式ホームページでの情報掲載(電子投票について)
 ● 庁舎内デジタルサイネージでの情報掲載

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