SCREEN GAグループ 「PRINTING United Expo 2023」に出展、商業印刷ソリューション、ラベル・パッケージ向けの印刷ソリューションを提案

SCREEN GP Americas, LLCは、2023年10月18日(水)から10月20日(金)まで米国・アトランタにおいて開催される「PRINTING United Expo 2023」に出展する。商業印刷ソリューション、ラベル・パッケージ向けの印刷ソリューションを提案する。

<「PRINTING United Expo 2023」概要>
会 期:2023年10月18日(水)~ 10月20日(金)
会 場:Georgia World Congress Center ― Halls B & C (米国・アトランタ)
ブース:Hall B ― B2544

<主な出展内容>

■商業印刷・トランザクション印刷ソリューション

商業印刷市場やトランザクション市場に向けたデジタル印刷として、「Truepress JETシリーズ」を紹介。「Truepress JET 520HD AD」は「Truepress ink SC+(SC+インク)」を搭載し、オフセットコート紙への表面処理なしに印刷可能なため、高濃度かつ色鮮やかな表現を実現している。ブースでは、実機によるデモンストレーションを行う。
また「Truepress JET 520NX」では、黒インクの濃度を大きく向上させた開発中の新顔料インク「Truepress ink NP(NPインク)」を使用した、ダイレクトメール向けアプリケーションのサンプルも紹介する。

■ラベルソリューション

特定の基材に対するインク密着性低下の課題に向けたソリューションとして、開発中のインラインインクジェットデジタルプライマーを参考出展する。
ラベル印刷においてはインクの密着性を高めるため、事前にプライマー処理を施すことがあるが、「Truepress LABEL 350UV SAI」では、デジタルプライマーユニットを搭載することによって、インライン処理を可能にした。これにより、印刷時間の短縮を実現するだけでなく、基材への対応幅が広がるため、基材の質感を生かした高品質な印刷を提供できる。

■紙包装・軟包装向けソリューション

パッケージ業界では近年、商品の差別化によるパッケージデザインの短命化や、在庫レス運用による小口配送を受けて、短納期・少量生産へのニーズが高まり、軟包装パッケージ生産における、コストの最適化や業務の効率化が求められている。これらの課題や要求の解決に適した、シングルパスの水性インクジェットデジタル印刷機「Truepress PAC 830F」は、生産機として優れた機動力を発揮。従来のアナログプロセスに比べ、1日当たりの印刷稼働率が大幅に向上する。ブースでは、ラミネート、スリッティング、パウチ作成といった標準のコンバーティング処理を施した最新のサンプルを展示する。

また、環境負荷低減への貢献度が高い紙基材パッケージ向けのインクジェットデジタル印刷機として、「Truepress PAC 520P」の開発を進めており、同装置は新開発の水性顔料インクの使用により、包材に求められる食品安全規制にも準拠。製袋を行った最新サンプルを展示する。

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