ROMS AIが梱包資材のサイズ選定・手順をガイド、誰でも迷わずスムーズに梱包作業が可能な『梱包アシストAI』提供開始 最適な梱包を実現できる自動化ソリューション

株式会社ROMSは、EC・小売・物流・製造業の現場で課題となっていた「最適な梱包資材選び」を支援するサブスクリプション型SaaSソリューション『梱包アシストAI』の提供を開始した。従来、作業者の経験や勘に依存していた資材選定を自動化することで、梱包業務の標準化と省力化を推進する。

AIが梱包資材のサイズ選定と手順をガイドし、誰でも迷わずスムーズに梱包作業が可能となる。現場作業者によるフィードバックを通じてAIが学習を重ね、提案の精度が向上していく設計となっており、使えば使うほど実用性が増す。画面上には同梱の注意点や指示を表示できるため、一定品質の梱包が保たれ、作業の属人化も抑えられる。

導入に必要なのはPCまたはタブレットのみ。初期費用はかからず、従量課金制で最短3営業日からの運用が可能となっている。

現場作業の効率化と労働生産性向上への貢献

『梱包アシストAI』がもたらす効果の一つが、作業効率の向上。資材の種類やサイズを事前に把握できるため、準備と段取りが円滑に進み、マスターレスでの運用も実現する。アイテム情報の事前登録がなくてもAIが自動でサイズを推測し、導入時の負担も軽減される。
梱包順や向き、配置のガイド表示により、未経験の作業者でも品質を落とさずに対応でき、短期間での戦力化が可能となる。属人化を解消することで、柔軟な人員配置にもつながる。こうした工程の最適化は、労働生産性の改善にも直結する要素といえる。

配送料最適化とロボットイノベーションによる業務改善

梱包サイズを過剰に見積もってしまうことによる送料の無駄を削減することも『梱包アシストAI』の大きな特徴となっている。AIが適正なサイズを提示することで、過剰包装を防ぎ、適切な料金での出荷を実現する。また、事前に正確な出荷量を把握できるようになり、配車計画も立てやすくなるため、無駄のない物流運用が可能になる。
作業の一部をAIが担う同サービスは自動化ロボットイノベーションの一端を担うものとして今後も注目される。人的リソースの効率化を図ると同時に、業務の標準化と継続的改善を後押しするこの取り組みは、幅広い業種への展開が期待される。

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