OSPホールディングス 米国GLOBAL VENTURE全株式取得 海外事業拡大へ向けM&A実施
株式会社OSPホールディングスは、米国時刻3月31日(日本時刻では4月1日)に、米国のGLOBAL VENTURE(正式名称:MERCHANT INVESTMENTS, INC.、以下GV社)の全株式を取得した。合意の条件は非公開としている。

西海岸エリアの供給体制を強化
OSPグループの米国現地法人PRIMARK AMERICA CORPORATIONは、ニューヨークに拠点を置き、西海岸エリアの日系食品企業を中心にシール・ラベル販売を推進してきた。しかし、地理的な遠隔性に加え、製造を米国内外注や日本からの輸入に頼っていたため、納期とコストが課題となっていた。
その解決策として、シール・ラベルの一部製造を委託していたGV社をOSPグループの新メンバーに迎えた。GV社はワシントン州ケントのシール・ラベルメーカーとして35年の歴史を持ち、食品関連を中心に小売・流通、航空の顧客基盤を築く企業。日本国内の食品分野のシール・ラベル市場で約33%のシェアを有するOSPグループと親和性があるとしている。
生産・技術・購買・営業のシナジー効果に期待
OSPグループでは、「最も『サスティナブル』&『革新的』なグローバルパッケージソリューショングループ」をビジョンに掲げ、環境対応製品や顧客の課題解決に貢献する製品の開発、環境負荷に配慮した製造プロセス、DXによる自動省人化などに取り組んでいる。今回のM&Aは、同グループのビジョンを具体的に実現するために、国内市場での価値創造や競争力強化の事業モデルをグローバルに拡大するものとなっている。
GV社が持つ食品や小売の大手企業の顧客基盤と購買ネットワークを、OSPグループの多様な印刷技術や機能性のあるタック紙の供給と組み合わせることで、シナジー効果による飛躍的な成長を目指す。