MIC×マンダム ”自分づくり”テーマに新人研修を開催、メイクアップ体験も

MIC株式会社(旧・水上印刷)は、4月20日、新入社員研修の一貫として化粧品メーカーの株式会社マンダムを招き、「MIC×マンダム『個性・多様性』⇔『身だしなみ』から考える自分づくり研修」を開催した。

同研修会はMICの水上光啓会長の発案がきっかけで開催されたもの。当日は新入社員18人が参加し、おしゃれや身だしなみを通じての自分づくりと、社会とのかかわり方についての講義を受けた後、3チームに分かれてメイクアップを体験しながら、見せ方でイメージがいかに変わるのかのワークショップを行った。

研修会の冒頭、水上会長があいさつに立ち、「自分自身としても、会社で最年長ですが、素敵でありたい、清潔でありたいと絶えず思っており、この会を行いたいと思いました。かつてマンダムというとチャールズ・ブロンソンの男くささですが、今は清潔さが印象としてあると思います。清潔感のある身だしなみを大切にしていきたいと思っており、参考にしたいと思います」と述べた。

男性化粧品を扱うメーカーとして知られているマンダムは、現在、個性や多様性を活かした自分づくりを目指す化粧品の提供を行っている。
セミナーではマンダムについての説明が行われた後、事前に出していた宿題「なりたい自分とはどんな自分か」というテーマに基づいたチーム毎のディスカッションからスタートした。
続いてディスカッションの結果を踏まえ、自分のあり方と身だしなみの関係性についての講義が行われた。学生から社会人になることで行動範囲が広がり、時間の使い方が自由になる分、責任が増えてくるなど社会における個人の役割が変わっていることが指摘された。

冒頭、研修会を発案したきっかけを述べた水上会長

また、社会との繋がりの中で「自分づくり」を考える時、①個性の活かし方や個人としての成長、②社会や組織の一員としての責任やチームパフォーマンスの向上にいかに貢献できるのかを考えることがポイントになってくると解説した。
そして、「おしゃれ」と「身だしなみ」の違いについて紹介。初対面の人に会う時ほど外見が判断に大きな影響を与えることや、おしゃれは自己表現・自己満足など自分に対するものである一方、身だしなみは他者への配慮や公的ルール・マナーなど相手に対するものであると解説。印象アップのポイントは、肌の調子、髪型、メイクがあり、少しの変化で与える印象が変わってくることが示された。

続いて、3つのグループでのメイクアップに関するワークショップを行った。グループ内で代表者を決め、「〇か月後、MICで△△をしている自分」をテーマに目標を決め、化粧品や整髪料などを使って、グループが協力してイメージに近づけるメイクアップに挑戦した。

ワークの後には、イメージチェンジを果たした代表者3名の感想を述べ、チーム毎にメイクアップにおいて工夫した点についても発表。新入社員が積極的に関わり合いながら交流する研修会となった。

関連記事

最新記事