Home 業界

訃報 新村重晴氏(元全印工連会長)が死去

新村重晴氏新村印刷㈱相談役の新村重晴氏が、4月11日、病気療養中のところ逝去した。享年94歳。

本人の希望により密葬として、4月15日に通夜を、翌16日に告別式を浅草寺普門会館で行った。

新村氏は、昭和24年に京都大学経済学部卒業後、新村印刷に入社。入社後は銀行やビール会社、教科書の出版社など新規営業開拓に取り組み、業容を拡大。また印刷製版の技術開発にも注力し、昭和43年に竣工した狭山工場に最先端の技術を導入するなど技術革新にも取り組み、昭和48年、同社代表取締役社長に就任した。

平成16年に同社代表取締役会長に、平成21年には相談役となっていた。

組合活動についても、昭和60年に日本印刷産業連合会副会長に、昭和61年に全日本印刷工業組合連合会会長に就任するなど重職を歴任。平成9年11月、勲四等旭日小綬章を受章している。

なお、新村長次郎氏より受け継いだ浅草観音にいむら育英会の奨学事業も行っていた。

なお、お別れの会を、6月13日、11時30分から、ホテルニューオータニ(芙蓉の間)で執り行う。

関連記事

最新記事