東印工組 新春の集いで新年をスタート

新年の抱負を語る臼田理事長
新年の抱負を語る臼田理事長

東京都印刷工業組合(臼田真人理事長)は1月14日、東京都千代田区のパレスホテル東京で「令和二年新春の集い」を開催し、盛大に新年を祝した。

600名が集った会の冒頭、臼田理事長は「昨年、東印工組は設立70周年を迎え、多くの記念行事を実施し、仲間との団結を再確認するとともに、印刷産業に対する深く熱い想いを全組合員で共有した。今年は東京2020オリンピック・パラリンピックがいよいよ開催される。大会関連の波及効果、インバウンド需要などの波を確実に捉えて確固たる成果につながるよう、『Happy Industry~人々の暮らしを彩り幸せを創る印刷産業~』をブランドスローガンとし、組合員一社一社がHappiness Companyとなるため、幸せな働き方改革、事業承継、東京都の助成によるテレワーク導入支援など、新たな事業を力強く推進している」と新年の抱負を語った。

祝辞を述べる小池都知事
祝辞を述べる小池都知事

来賓からは、東京都の小池百合子知事と東京都中小企業団体中央会の大村功作会長が代表して祝辞を述べた。小池都知事は「世の中で大変なスピードの変革、様々なイノベーションが起こっている中、東印工組は、目の回るような変化についていくというより、スタンスを変えて、ソリューションを提供していくことを考えている。東京都は、重要な地場産業である印刷産業をサポートし、世界に日本の印刷をアピールする手伝いをしていく。また、昨年末に伺った、入札契約制度の改革など様々な要望、提案にも応えていく」業界への支援について述べた。

引き続き、新加入組合員が紹介され、滝澤光正副理事長の乾杯の発声で歓談に入った。途中、国会議員や東京都印刷産業議員連盟議員が挨拶し、獅子舞いの余興や恒例の抽選会で盛り上がった。宴もたけなわで、各支部の支部長が壇上に上がり、組織共済委員会の白橋明夫委員長が中締めした。

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