東京グラフィックス 創立60周年記念式典盛況に コミュニケーションとネットワーク活かし未来へ邁進

(公社)東京グラフィックサービス工業会は10月26日、東京都文京区のホテル椿山荘で「創立60周年記念式典」を開催し、笹岡誠氏(㈲ドゥ・プラン、城西支部)に東京都産業労働局長感謝状が交付されたほか、直近10年間の退任役員(理事・幹事)に創立60周年記念東京グラフィックス会長感謝状が贈呈された。

 式典の冒頭、原田大輔会長は60年の東京グラフィックスの足跡を振り返り、「この10年間は平坦な道なりではなかった。しかし、先人方が常に徹底的に議論し、先進的なものを取り入れてきたことで、時代に適応した組織となり現在に至っている。コロナ禍の危機においても、かつて先人方がヒューマンコミュニケ―ションを前面に押し出したように、多くの情報提供を実践できたと感じている。これからも東京グラフィックスが得意とする、人と人とがつながるコミュニケーションとネットワークを最大限に活用し、皆さまと一緒に手を携えて今後の未来をつくっていければと思う。60年は人で言うと還暦にあたり、干支が一巡し誕生年の干支に戻る。我々はただもとに戻るのではなく、これまでの先人方が築き上げてきた知恵と経験を大いに活かし、その力によりスパイラルのごとく上昇していきたい」と挨拶した。

 来賓からは、東京都産業労働局長の坂本雅彦氏(小池百合子東京都知事代読)、東京都中小企業団体中央会 事務局長の三原浩造氏が祝辞を述べた。

 式典の後には、プロゴルファー・ゴルフ解説者のタケ小山氏が講師を務め「屋根裏のプロゴルファー〝タケ小山〟が語る『世界のゴルフとスポーツビジネス』」をテーマに講演会が実施された。

 引き続き開かれた懇親会は、創立60周年記念事業実行委員会の大瀧敏裕委員長の挨拶で開宴。来賓あいさつの後、(一社)日本グラフィックサービス工業会の岡本泰会長の乾杯の発声で歓談に移った。途中、ウクライナの民族楽器・バンドゥーラ奏者のカテリーナ氏のよるアトラクションが実施され、会場を盛り上げた。宴もたけなわで、東京グラフィックス副会長の中村盟氏、武川優氏、鈴木將人氏、谷口美保氏の中締めで閉会となった。

挨拶する原田会長
東京都産業労働局長感謝状を受賞した笹岡誠氏
創立60周年記念東京グラフィックス会長感謝状を受賞した直近の退任役員

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