日本自費出版ネットワーク 日本自費出版文化賞応募作品1万冊を展示する(滋賀県・近江八幡市)「自費出版ライブラリー」のオープニング企画「私の本づくりトークセッション『祖父たちの足跡を追って』」 で開催【10月18日】
NPO法人日本自費出版ネットワークは滋賀県・近江八幡市にある「自費出版ライブラリー」で10月18日にオープニング企画「私の本づくりトークセッション『祖父たちの足跡を追って』」を開催する。
「自費出版ライブラリー」は滋賀県近江八幡市のヴォーリズみらいヴィレッジ図書室に10月1日から開設。蔵書の数は日本自費出版文化賞第1回から第16回以降までの応募作品を中心に1万冊にのぼる。
自費出版文化賞応募作品は、これまで施設の自費出版図書館や文化フォーラム春日井などに寄贈し公開展示を依頼していた。しかし第15回以降は、応募作品が分散することを避けるため滋賀県のサンライズ出版で一括保管し、年2、3回の巡回展示や一部優秀作品の公開にとどまっていた。
貴重な作品の数々を広く公開したいという関係者の願いと、施設の有効活用を望んでいたヴォーリズ学園の意向が重なり、今回の保管展示が実現した。
オープニング企画「私の本づくりトークセッション『祖父たちの足跡を追って』」
また、ライブラリー開設にあわせ、10月18日にはオープニング企画として「私の本づくりトークセッション『祖父たちの足跡を追って』」を開催する。
セッションは2部構成で、第1部では吉田与志也氏(『信仰と建築の冒険』著者)による講演「青年期のヴォーリズと共鳴者たちの軌跡」が行われる。第2部では吉田氏に加え、野村しづ一氏、松宮哲氏を迎えたトークセッションが実施される。現代とは状況が大きく異なる明治・大正時代に欧米やアジア諸国と深く関わる経験をした人物を祖父にもち、その足跡を本にまとめた3人の登壇者が、調査のきっかけや執筆にあたっての苦労・楽しみ、刊行後の反響などについて語り合う。
概要
- 日時:2025年10月18日(土)13:00~15:30
- 会場:自費出版ライブラリー ヴォーリズみらいヴィレッジ 図書室
- 定員:30名(先着)
- 参加費:1,000円(資料代・当日徴収)
- 申し込み:申込フォーム
自費出版ライブラリー施設概要
- 開設日:2025年10月1日
- 場所:ヴォーリズみらいヴィレッジ図書室(滋賀県近江八幡市浅小井町699/旧近江兄弟社小学校)
- 開館日:開館カレンダーに準ずる(Instagram @koukoukou_books参照)
- 開館時間:10:00~17:00
- 入館料:無料(原則として予約が必要)