日印機工・プリデジ協 「IGAS2022」のメインエントランスがA Design Award &Competitionゴールド賞を受賞、国際的コンペティションで初の快挙

 一般社団法人日本印刷産業機械工業会(日印機工、森澤彰彦会長)およびプリプレス・デジタルプリンティング機材協議会(プリデジ協、山田周一郎会長)が主催した「IGAS2022」のメインエントランスの装飾デザインが、世界でも有数のデザインコンペである「A Design Award &Competition」のゴールド賞を受賞。7月19日にイタリアのコモで授賞式が開催された。

右から、広常猛氏、望月舞子氏、中井利明氏

 授賞式では装飾デザインを担当した株式会社ムラヤマの望月舞子氏が表彰された。また、同社に所属するデザイナーの中井利明氏、日印機工の広常猛IGAS事務局長が出席した。

 「A Design Award &Competition」は世界中の優れたデザインを表彰し、促進するために設立された、国際的な審査員によるデザイン賞。優れたデザイン、デザイナー、デザイン関連企業を表彰することで、優れたデザインに対する世界的な評価と理解を生み出すことを目的としている。

 IGASの装飾デザインは国内でデザイン関連の表彰を受けてきたが、国際的コンペティションに受賞するのは今回が初。また同コンペにおいて展示会装飾デザインで受賞するのは日本初の快挙となる。

会 場のイタリア・コモTeatro Sociale劇場
今回受賞した装飾デザイン「Red Wave」

 今回受賞した装飾デザインのコンセプトは「Red Wave」。鮮やかな色彩の印刷物や新しいテクノロジーに触れることで、来場者の心が動いていく様子を“美しい波”のような装飾で表現。会場の明るさと照明の演出でさまざまな「赤色」を表現し、IGASの世界観を表現した。

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