広瀬鉄工 両面印刷検査装置「SKSSP-40」内覧会開催、ダックエンジニアリングの検査システム「Prenity」、表面と裏面をワンパスで検査。圧着DM製造システム、菊半裁判フレキソオフラインコーティングマシンも披露・実演、全国から来場
広瀬鉄工株式会社(今岡雅嗣社長)は、3月4日から6日までの3日間、大阪市東成区東中本の本社工場において両面印刷検査装置「SKSSP-40」を中心とする内覧会をダックエンジニアリング株式会社の協力で開催した。会場では実機を用いた説明が行われ、印刷後工程の省人化や品質管理の高度化を求める来場者から多くの質問が寄せられ、実用的なソリューションとして注目を集めた。
内覧会は菊全判対応の本格両面印刷検査装置「SKSSP-40」を中心に実演した。検査装置は広瀬鉄工の搬送技術にダックエンジニアリングの検査システム「Prenity」を組み合わせたもので、印刷物の表面と裏面を同時に高精度で検査する。実演では高速で安定した搬送と高精度検査の様子が披露された。
圧着DM製造システム「SAC-18DM」も実演展示ではUVインキや油性インキによるオフセット印刷物のほか、粉体トナーや水性インクジェット出力物など、さまざまな印刷方式の媒体に対応し、DM加工の効率化を図る装置として紹介された。さらに、菊半裁判フレキソオフラインコーティングマシン「SAC-26」は、IRランプ5灯とUVランプ3灯を備え、UVニスと水性ニスの切り替えが可能な万能機で、UVニスの密着性を高める加工技術が注目された。
広瀬鉄工の広瀬保宏会長は「当社のオフライン検査装置の設置台数は、200台を超えました。検査機に対する需要は益々増えています。パッケージやトレーディングカードなどでは、厳しい品質管理と検査が要求されます。最近は表面と同じように裏面にも様々な情報が入ります。これをワンパスで両両面検査ができる検査機であることが大きな強みです。高品質の両面検査装置への期待を感じました」と内覧会の成果を強調した。
またダックエンジニアリング営業技術本部エグゼクティブアドバイザー宮里氏は「パッケージや商業印刷の品質は益々厳しくなっています。特にパッケージは完全両面検査機が求められ、最近は裏面検査が表面と同じ品質保証が求められます。HIROSEの検査装置にはダックエンジニアリングの枚葉検査装置 Prenityが搭載されています。表面と裏面をワンパスで検査します。人手不足、時間短縮を実現し、毎時一万枚で検査が可能となり、従来よりも生産性も大幅に向上しました。またリモート操作ができ、様々な課題に対応しますので検査装置を止めることはありません。オフライン検査機の最高レベルを示現しました」とワンパス両面検査機のメリットを強調した。
広瀬鉄工の今岡社長は「実機によるデモンストレーションを通じ、印刷後加工や検査工程の自動化・高精度化を体感できる機会となりました。DMや商業印刷分野における生産性向上の提案、ワンパス両面検査装置に高い関心が寄せられました」と成果を語った。
会場では担当者による解説と実機デモが行われ、来場者は装置の性能や運用方法について熱心に質問。印刷後工程の省人化や品質管理の強化が求められる中、現場課題に対応する実用的な設備として注目を集めた内覧会となった。






